スロープが最適とは限らない。

WORKS
 当社の仕事をしてもらっている左官屋さんから、「忙しいので手伝ってくれないか」と言われた現場。こっちもそんな余裕は無いのだが、日頃の返礼に引き受けた。
 つまり「孫請け」みたいなもの。コーディネーター・コウダも立場をわきまえて、言われた通りに、何でも「ハイ」というつもりで現場にいったのだ。
 
 行って、建築士の指示を受けつつ現場を見て・・・愕然とする。
 店先にインターロッキングを伏せるという。
店舗の店先、歩道まで1.4mしかないが、シャッターがあるので、ドアから80cmまで水平に行って、その先で折り曲げ、歩道までスロープにするという。凄い折れ曲げ角度↓。
技術的に言えば、インターロッキングというものは基本、下地に貼り付けないし、お互いどうし接着しない。端的に言えば、砂の上に置いてあるだけ!・・・・だからこんな角度の砂の上に置いてそのままの状態にあるわけない!。
 
 絶対にありえない施工法。しかしこれは孫請け。建築士の言うとおりにするしかない。でもすぐに崩れるのもメンツにかかわるので、本来一日の仕事を二日そして資材をかけて、下地モルタルを作ることにした。その経費は勿論自腹である。セメントでスロープの型をつくってそこに製品を貼り付けるわけだ。
 
 勿論こんな施工は本意でない。こんな使いづらい,否危険なアプローチは作ってはいけないのだ。
 続く
   

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