乾式工法の擁壁製作中(アートウオール)

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 建築には「湿式工法」「乾式工法」なる言葉があります。
 湿式=セメントや石灰などで構造体や、仕上げを行う工法です。現在でもありますが、一昔前の日本建築は、木造モルタル構造つまり壁が左官技法により現場で作られてました。しかし現在の主流は乾式 つまり工場で作られたサイディング板を貼り付けて外壁の仕上げとなっております。内装仕上げも石膏ボード+クロスなら乾式で仕上がります。
 湿式が古くて、ダメというわけでないのですが、コストやいくつかの理由で乾式工法が増えております。
 外構工事では、セメントや塗りものを多用しますから、湿式工法がまだまだ主流なのですが・・・それを脅かす? 製品が近頃開発されました。
 
 シコク化成、これは壁材など湿式建材の日本のトップメーカーですが、同時に、化学化成品やアルミエクステリアの有力メーカーでもあります。ここが開発した新製品は、なんと外柵の塀(つまりこれまではブロックなど積むのが半ば常識でしたが)をパネルを組み合わせて作る製品を開発したのです。
 わかりやすく言えば、アルミフレームで出来たプレハブ作りの塀、ということです。
 
 ↓の写真では、今回は直径120cmの半円形のパネルを作ってます。ウチには優秀な職人がおりますから、R形状の塀というのはよく施工します。しかし半径120で厚みが10cm以下というのは、作れません(やれたとしても膨大な手間がかかります)これが1日半位で完成してしまいます。
 ちょっと驚きの製品ですね。しかし価格もそれなりなので、普及するかどうかわかりませんが・・・・・工期が短くて・・・・という場合は使えるし。
 価格が高いと書きましたが、ブロックといのは正規の基準では一日4段までしか積めず、180cmの塀を作ろうとすると最低3日かかります。また基礎を作るのもコストと日数がかかります。左官塗り仕上げにすると、ブロックの下地塗りを含めて最低3回左官塗をする必要があります。
それを計算すれば、それほどバカ高くない。
 
 ブロック基礎に手間とコストがかかる現場など、今後検討していきますが・・・Rがキツくて、薄い門柱、と言われたらこの製品にかないませんね。
 

 

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