陶芸家のお手伝い

STOVE
 こちらの女流作家さんは、薪の焼き釜を4昼夜かかって焼き上げる。
 全行程をおつきあいする余裕はないのだが、陣中見舞いに行ったら、助っ人の少ない夜中の手伝いを打診されてしまい、最近めっきり夜の苦手な私は、日曜日の午前3時に手伝いに入ることになった。
 
 まあ何でも勉強で、薪ストーブを焚いている知識も少しは役に立つかと思ったのだが________。
 結論からすると、戸惑いのほうが多かった。例えば、1030度から1200度の間を4時間くらいかけて上下させる。下げる行程を還元作業といって、空気を絞って多くの煤や樹木含まれるミネラルやら物質を固着させる行程だと思うのだが。
温度を下げるから薪を減らすのかと思ったら、逆に増やすと言う????
 結局燻らせるのだ。面白いですね。
 その他色々勉強になりました。
 

コメント

  1. かわはら より:

    1000℃以上だと、薪を入れると薪の水分でも温度が落ちますよね。水分が飛んでガスが出てから温度が上がりますよね。
    私も、以前に一度陶芸家の窯作業を見学させてもらって、勉強になりました。

  2. kouda より:

    川原さん、その通りですね。薪の水分で投入直後は温度は30度くらい下がりますが、徐々に戻ります。大きなポイントは、上げたい時は、少量の薪を燃やしピークパワーの時に足す。下げる時は、ピークパワーに達する前に、多くの薪を加えて薪の水分で燻る時間を延ばしそれを押さえつける、と言う感じでした。

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