当社の創業は昭和41年です。私の先代の祖業は、砂利採取業でした。川から上げた原石を、篩ったり洗ったり割ったりして、砂や砂利、砕石を作って販売したのが生業でした。
これには「動力」と一言で言う工業用の電動機械で全てを動かしていたんです。
当時当たり前に、全国で使われていた電力設備。
それが後年「内部に有害物質が使われていた」と大問題になったのが所謂「PCB」問題です。
我々ユーザーにはなんの罪も落ち度もないんですが・・・・・。
処理方法が決まるまで「厳重に保管せよ」というお上のお達して、当社も何十年も保管してきたんです。
それが近年処理法が決まったらしく、所定の手続きの上、送付せよ、というお達しでした・・・・。
手元に有るのは、重量20-30kgのコンデンサー2個なんです。
春に手続き始めましたが、処理工場が処理に手間取っているようで、専門の運送業者が取りに来たのは今週のことでした。実に7ヶ月たっております。
もちろん社内から有害物質がなくなったのは、それだけでほっとしたのは間違いないです。
しかし
この処理は、国の補助金があるとはいえ・・・・・それを使っても
当社の負担は、手で運べるようなコンデンサー2つで、何と百万円オーバー!!!!!!!!!!!!。
工事をやってますから、産廃というのはでるわけで・・・・それとは桁が違いすぎますね。ビックリの金額です。
かつて先代もふくめて、会社存続に少なからず貢献してきた設備ですから、「遅くやってきた設備投資・必要経費」だと思うしかないんですが・・・・・・。
この費用を知れば、人知れず「捨てちゃう」業者もいるのではないでしょうか???。
そうした意味で心配になりました。
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