外構工事をすると、普通土が出ます。
土間コンクリートも塀も、家同様地中の構造つまり基礎が大事なわけで、雨風地震などで倒壊しないように、地中から構造を作ってきます。その分土が余るわけで、この撤去する土を「残土」と呼びます。
当地のような寒冷地は、凍害で傾いたりしないように、同じ栃木県でも南部よりも10cm以上深く掘ります。
普通外構工事の見積書には「土取 残土処分費」というのが計上されているのが普通です。
これ見し顔の専門家がおっしゃるには「複数の会社の見積をとって比較するのが大切です」
ははは。だってその項目の意味が分からなければ、数字の比較は無意味なんですが・・・・そうしたわかってない「専門家」が如何に多いことか・・・・・。
フェンスを掛ける、カーポートを建てる・・・・。作業経費は大差ないです。ただ・・・・どうしても差がついてしまうのが「残土の処分代」。だって表土から15cm採るのと30cm掘って採るのでは、手間が倍、処分代も倍以上かかります。
小山市辺りでたまにしか氷点下にならない土地で工事している業者と、毎日マイナス6度で工事している業者では、掘る深さが違うのです。
もちろん専門家の言うように見積書を比較して「安い」業者で工事をした結果・・・・・いくつもの不幸を見てきました。
で、私からのアドバイス。雑誌やネットで「複数の業者から見積取・・・・」って止めた方が良いです。
取るのは構いませんが、総額はあくまでも目安。項目の作業内容を一個一個チェックして理解を深めるのが肝要です。
特に凍結深度を質問すると良いと思います。
○○cm設定しています。と明確に答えられない業者は、こと寒冷地では選択しないほうが良いと思います。
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