補修工事の難しい点 コンビニ修理中

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 補修工事の最大の難点は????
 タイルでも何でも、仕上げ材を直すのは比較的簡単だ。でも↓の写真のように、コンビニの壁に車がぶつかってタイルが割れた  のを直す、という場合。
 同じタイルを探すことよりも、気を遣い迷うのは、下地が何で出来ているか?なのだ。
 表面さえ直っていれば良い、というのならば、簡単だけど・・・。下地(骨格)が割れたまま上に蓋をしてしまえば、より小さな衝撃でまた壊れたり、別の箇所が壊れることを誘発する。
 しかしながら、内部を開腹する前に「修理工事の見積もり」と言われるのが普通だから・・・・そこが難しいのだよ・・・。
 
 新築時の図面があれば、助かるのだけど・・・・。
実際削ってみると、ラスシートという鋼板に鉄網が溶接されたものが壁の「骨」として使われており、その上に下地モルタルだった。
 これは想定される下地の中で、もっとも「楽」なパターンで、衝撃で砕けたモルタルを取り除き、また骨にモルタルを塗れば下地補修は完成する。
 
 タイルを貼り直す作業というのは、全体の中では4分の一ほどでしかない。
 

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