次のご紹介は、
オーストリー・RICA社 LEVO ライカ社のレボ というペレットストーブです。640000円(税抜き)
このブランドは当社に初見になります。
このストーブの特徴は自然石が外装に貼り付けられていることです。昨日紹介のストーブはガラスでしたけど、こっちは天然の砂岩です。デザイン要素もありますが、ストーブの場合「蓄熱性能」を上げる機能面の効果も期待されます。
私コウダは自宅で、ハーツストーン社というソープストーンで作られた薪ストーブを愛用しております。鋳物より熱に強いソープストーンは、蓄熱性も鋳物の比ではなく起床時もまだ本体温度が100度位有り、寝ているときは薪が足せない薪ストーブの欠点を補ってくれます。
レボも、同じような蓄熱性の機能はあるのですが・・・・・薪ストーブとはちょっと違うと思います。
先に書いたように、薪ストーブは就寝中消えてしまいます。しかしペレットストーブは燃料の続く限り駆動できます。つまりペレットストーブの石貼りは蓄熱性を期待するというよりも、鉄製とは全然違う遠赤外線の柔らかい暖かさ=輻射熱を狙っている気がしています。
石で出来たストーブが鉄製とどう違うか? これは両方体験した人にしかわかりません。感性の問題なのでわからない人もいるかもしれません。スポーツカーとクロカン車位違います。天板でグツグツ料理がしたいのよ、という人には向きませんね。
私はその波長の心地よさを知ってしまったので、次に薪ストーブを買うとしても、鋼板ストーブは選ばないと思います。
さてレボに戻ります。ペレットストーブが一般に薪ストーブよりも10ポイント以上熱効率が良いのは、薪ストーブが構造上煙突ドラフトに依存しているため、排熱によるロスは避けられません。ドラフトに依拠しないペレットストーブは、究極まで排気熱から熱を奪う構造に執心できるわけです。
簡単に言い換えると・・・・
薪ストーブが二重断熱煙突が必須=排気熱を冷まさないで排出するため=必要最低限の熱は捨てる のが前提
ペレットストーブ電動ファンで排気を排出=それまでの過程で、熱を暖房のために奪いきっても排出続けられる。
結果熱効率90%という薪ストーブでは実現できないであろう「燃料を無駄に消費しない」ペレットストーブも誕生しています。
しかし・・・・
このレボは、その効率が良い熱交換型=温風タイプではないんです。
逆に温風タイプのペレットストーブの欠点は、その風の煩わしさ、と音です。
ちょっと長くなったので端折りますが・・・。
このストーブが向くユーザー様とは、
年配者とかが在宅で、夜間も含めトロトロ焚いていたい。温風もファンの音もしないほうが静かでよい。という方がベストだと思います。
て、書いているうちに、仕事辞めて、妻が在宅のウチにピッタシじゃん。と思えてきました。
店頭にて販売してますが・・・10月中までに売れなければ、コウダ自分の家に着けるかもしれませんね。
「ペレットストーブなんて暖かくない」という薪ストーブ屋のネガティブキャンペーンに遭遇してますので。
そんな薪ストーブ屋の鼻を明かしてやるためにも、自分がモニターになってひと冬やってみようか。と思い始めました。
そう思ったもうひとつの理由がこのストーブ燃料タンクが24kgと大きんだよね。これくらいあると、中小燃焼で24時間連続無給油で燃え続ける。当社ペレット燃料をキロ40円で販売してますから、真冬に24時間連続で焚いても、月3万円の暖房費ということで、薪よりも安いし・・・・やっちゃおうか。
薪ストーブ18年使ってきた私のリポート。これ多くの人が信じてくれるだろ。
と話が脱線しました。
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