三重紀行 ① ヒッチハイク

LIFE

ご無沙汰でした。

GW後半 山歩きを敢行ボロボロに疲れて帰ってきました。

歳を重ねるほどに、やることがハードになっていくような・・・・・・否 体力が落ちているですね。

では恒例の紀行日記スタートです。

 

フクロウ フクちゃんも餌付けは上手くいったようで、妻も久しぶりに母性本能が蘇ったというか、幼鳥の世話もまんざらでもないみたい。どっちかというとヤギの世話の方が嫌がっていたんだけど・・・・もう老体で全然怖くないから、と言って納得させました。

それで鳥とヤギを任せることにして当初の予定から三日遅れの5月1日早朝出発することにした。

一人旅なので、計画はある程度立てても、行き当たりばったりでフリキシブルに変えてしまうのは何時ものこと。当日は雨模様だが翌日から晴天続きの予報。移動日と思えばなんてことない。当初の計画に準じて、三重県を目指す。

東北道-圏央道-東名道と渋滞もなく最初のトイレ休憩は、出発から3時間たった東名の足柄サービスエリアだった。

車の量は、例年よりは空いているが、過去3年では多い、という感じだったが、SAは超満員で新宿駅のように混んでいた。

 

トイレに向かうと、若者が私に向かって近づいてきた。学生時代東京で、駅前辺りで宗教団体とか、怪しげな政治団体とか・・・必ず声をかけてくるのだ。きっと私は「誰の話でも聞くスタンスですよ」という顔をしているに違いない。

若者は私に向かって言う「岡山までヒッチハイクしているんです。乗せてください」

後で聞けば24歳くらいらしいが、大したもんである。私自慢でないが、人生これまで10名近いヒッチハイカー拾ったり、自宅へ泊めたりしている。自分が若い頃旅先で、地元の人に世話になったことへのお返しである。そうした人間を認るなんて・・・・・私の顔には「ヒッチハイカーの味方です」とも描いてあるのかもしれない。

二つ返事で了承する。

一人で運転はつまらないし、眠くなる。目的地までは約10時間650kmもかかるのだ。

昨晩用賀を起点に乗り継いだ車は私で三台目。岡山まで行くには効率が悪い。でも私と同行すれば、行程半分以上の三重県四日市まで行けるのだ。

 

彼と同じ歳頃の私は貧乏旅行だったし、プー太郎だったが・・・・彼は大学卒で誰もが知っている立派な会社に勤めていた。地元で起業準備のために帰省する道中らしいが・・・・・。

私の時代は、お金がないからヒッチ。でも現代の若者のヒッチはちょっと違う感覚な気がした。

 

彼がやりたいこと、目指すことを聞いて、こうした生きがいや目標を持った若者が居て・・・・加えてヒッチハイクで、金をかけなくてプラスいろんな出会いや発見も得られる、そこも面白いと思っている。日本も捨てたもんじゃないな、と思った。まだ若いのに、仕事や地域で生きていく姿勢というのが、私と共感できる部分が多くて私にとっても楽しい会話だったのだ。

1時間いろいろ話したが・・・・・・昨夜からあまり寝ていないであろう彼はその後爆睡

以降3時間四日市まで目覚めることはなかった。

 

彼の今後の発展を願って、四日市のSAで別れたのは11時30分くらいだった。彼なら岡山まで今日中に行くような気がした。

 

で再び一人になりさらに三重県を南下します。途中SAも満席でスルー。やっと昼飯にありつけたのは、高速も終点に近い小さなPAでした。席数15くらいの食堂で・・・・名物が「カレーうどん」だというので注文すると。

さすが伊勢。伊勢うどんのカレーうどんでした。

私食堂でカレーうどん頼んだの、一生に2,3回だと思いますが、伊勢うどんに合いますね。

伊勢うどんがなんたるか知らない人には説明難しいので、まず食べてくださいね。

 

うどんを食して目的の尾鷲を目指します。高速を下りる頃雨も止んできて晴れ間も・・・・。

 

明日からしばらく風呂に入れないので、温泉を見つけて

明日からの山登りに期待がかかる夕暮れでした。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました