昨日書いたヘーベル壁の補修。完了しました。
我ながら・・・・・私と職人一人で作業した割には・・・・・凄い迅速!。
ちょっと自慢しますが。
こうした現場作業というのは、
1 職人技
2 適材適所の材料の選択
3 段取りと行程の設定
私は1はありませんが・・・・・。2と3は得意。 建材屋ですから、便利な建材知ってますし。それを使いこなし省力化するのもこなれています。
今回割れたヘーベルの補修や、マイクロクラックの補修には、特殊なモルタルを使用しています。
マイクロクラックは、Vカットといって、ある程度の谷間に広げてしまいます。その底に防水シーリングを打ってから、残りの谷部分をモルタルで埋めていきます。
今回の作業で求められるモルタルの性能は
1 無収縮 通常セメントモルタルは硬化と共に収縮するので、補修作業では自分で収縮して結局脱落してしまうのです
2 速乾性 塗りつけて硬化を待って次の行程へ・・・・ってその時間が惜しいですね。
3 強度 元々の構造が、地震に耐える造作になってませんから、所詮震度5でまた割れます。でもお金をもらって直すなら少しでも強度を上げてあげたいもの
ということを鑑みて、25kgで1万円近くする特殊なモルタルを使用することを決めた。
これは私よく使う製品。高くても、価格以上の価値や時間節約になれば、「安い」のだ。
実際今回初めて使った職人はその作業性の速さに「驚いて」いた。
結局この製品2袋使ったのだが・・・・・・通常の見積もりは2人で3日。
でも2人で二日で終われば、人件費よりも安い経費だったよね。
かつ 仕上がり具合も強度もよりベター・・・・。
2時間も経てば、本来の強度に達して色も白くなってきた。
こんなわけで下請けやります、と宣伝したことないのに工事によく呼ばれてしまうわけなんです。
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