チムニーファンで薪ストーブを駆動するという選択

STOVE

去年は2箇所ほど付けているんです。

チムニーファンと言いまして、薪ストーブの排気を電動でかき出す機械です。

このブログの読者なら耳タコでしょうが、薪ストーブは煙突が命。

どんな高価な薪ストーブも燃焼室容積に見合った煙突長がなければ、まともに燃えてくれません。

目安としては小型で、二重断熱煙突(これ必須ですからね)で直交4.5m以上 50cmクラス薪が入る中大型ストーブなら5.5m以上は欲しいところです。横引きが入れば、その分縦も伸ばさなければなりません。先週古い薪ストーブのレストア作業しましたが・・・・・・シングル煙突の4mほどだったので、煙突も本体も掃除しても・・・・よく燃えてくれず・・・・・悲しい思いをしました。やっぱり煙突が命です。

 

新築であれば、薪ストーブファーストで、どうにでも設計してあげられますが・・・・・・困るのが後付けですね。

先月2件相次いでチムニーファンを採用しました。

まず一件目。

こちらのチムニーファン採用に至った理由は

① 陸屋根の3階建

陸屋根って学校のような構造です。つまり屋上は防水工事がされているわけで、これを破って煙突を通して、また防水工事をする・・・・という力量がない!!・・・・・わけではないが・・・多大の工賃がかかります。

 

② 住宅がセキスイハイム製

屋根を抜かなければ、壁を伝っていくしかない。

しかし鉄骨構造住宅で外壁も厚いんですが・・・・だからこそ、外側から重量のある二重煙突を支える支点が作れないんですね。いい加減な業者なら、外からスタッドビスで・・・なんて乱暴な事するかもしれませんが、私はできません。

正式にやるなら、一度外壁を剥がして煙突を支えるサポート金具を躯体(鉄骨)に締結して、外壁を作り直して・・・・てこれまた大工事(多大な予算)になります。

③ メンテナンスは?

①に関しますが、屋上に出られない場合。誰がどうやって煙突掃除をするのでしょうか?。当社の二連梯子も届かないかも・・・・↑実質4階建てなんです。壁だしで屋上まで伸ばしたが良いが、メンテナンスに多額の費用がかかるのは・・・どうなんでしょうね。

そうしたこと勘案すると・・・・。こちら主暖房というよりも火をみて和みたい、という使い方であるようなこともあって、チムニーファンを提案しました。

トータルで費用節減にもなったかもしれませんね。

つづく

 

 

 

 

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