別荘にペレスターHPS110 設置

STOVE

車がスタックした画像じゃなくて、肝心のストーブの設置画像を紹介しておこうね。

昨日書いたように、ストーブを後付けで入れる場合、重さ故にその方法や動線が重要なんだけど・・・。

同じくらい重要なのが、排気管と建家躯体とのバッティングだ。新築の場合は、図面上もある程度わかるし、構造がみえる工程上確認したり、大工に聞けば簡単だが・・・・。もっと簡単なのは工務店側にあらかじめ抜いいておいてもらうことだ。実際大抵の新築の現場ではそうしているんだが・・・・・

やってくれない融通の聞かない大手ハウスメーカーも現存するのだ・・・・・・( ´=ิ◞౪◟=ิ`)。

 

通常出来上がってしまえば、壁の中の状態は「透視」できない。

在来工法ですか? 2×4工法ですか? なんて調査しても・・・・・

最大公約数的・・・・・・ここなら何もないだろう????という推測でしかないのだ「排気管」が通る位置は・・・。

だから何時も緊張する!!!!。

「ここだ!!!」と位置決めして、最初のドリル刃を入刀する位置には。

一本穴を抜いて・・・・・・その穴に棒を入れて、周りを探る。筋交い、間柱、胴縁、補強金物、電線・・・・・ありやしないかと・・・。

ペレットストーブ排気管は通常品の場合直径90-120mmあるから、一本目を抜いたあと、その周りを探りながら下穴を広げていく。障害物に当たることも、半分位ある。

その場合穴を少し「逃げる」方向に広げたりして、なんとかこれまで200台のペレットストーブの排気管はやり直しなしで設置してきた。

「やり直し」ってわかります??。

開けちゃったけど、この穴は使えない!。ということです。つまり手間としてその穴のリペアがさらに追加されるわけで・・・。

金額もさる事ながら、美的にも取り返しが付かないわけで・・・・。

そんな危ない、リスク経費なしの工事費で請け負っています。

これまで幸いやり直さずに来ましたが・・・・今後はわかりません。

 

 

 

今回の現場も建家各所の寸法をチェックしながら・・・それでも梁の厚みがわかんないな????とちょっと長考していると、施主様が「図面ならありますよ」と言ってくれた。

内心「早く言ってよ」と思いながら拝見する。

昔の図面って、そんなに精緻に書かれていないのだよ。

肝心の部分はなかったが、大体類推できて、ある程度確信をもって穴を開けることができた。

 

その設計図を見ていて「あれ??????」

「この家最初は暖炉が設計されてますね」

施主の奥様

「父が建てたんですが、知りませんでした」

 

30数年経って父親が断念した暖炉を、ペレットストーブという形で、娘が引き継ぐことになり、そのことに私が関われたこと。非常に嬉しく思いました。

当然施主様も設置火入れを喜んでいただきました。

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