そんなわけで、台風接近中の土曜日。仕事を半ドンにして出かけたのですよ。
台風が迷走気味で、影響が土曜日一杯残ったのは予想外でしたが、山登りは日曜日。台風一過の秋空に期待が高まるのです。
今年最後の休日になるかもしれない・・・・ならば尚更・・・・・・。
常連さんならご存知。いつもながらコウダの一石二鳥、一粒で二度美味しい 路線追求ですね。
今回行く山はあちこちに温泉が自噴してまして、湯船だけの「野湯」が点在するのですよ。最小限の人の手しか入っていないことから原始温泉とも言われています。せっかくですからこれを楽しむことを目的にしました。
お昼に出発も、途中ストーブ仲間の新規の店舗に顔を出していたものだから、日暮れ近くなってしまう。酒やら、食料やら買って入山口に着いた時には日が暮れていた。雨も降り続いている。
初めて来た土地だけど、車道終点から数百メーター奥に、最初の野湯があるらしい。4件ほど軒がつらなる温泉街なんだが、宿泊客の利用もあるだろうから、日が暮れて(明かりなんかないから)雨が降っていれば、まず他人はいないだろう・・・・・という読みはバッチリで、ラッキーなことに雨も小降りになり露天風呂を独占するのでした。持って行った登山用ヘッドライトが電池切れになり、文字通り「原始温泉」化しましたが。これまた一興でした。
明け方まで雨が残り気を揉みましたが、6時半になると晴れてきました。日頃の行いのせいでしょう。
山行報告は後にして、まず野湯の第二弾です。登山道を1時間20分ほど行くと、途中二段に連なっておちる滝が見えてきます。上段は70m位あり、垂直に落下する立派な姿です。沢水には温泉が含まれているらしく、岸壁は付着物でペンキを塗ったようです。
一番目もそうですが硫黄泉、硫化水素泉のようです。この沢自体は冷たくて入れませんが、野湯はこの上段の滝つぼ近くにありました。
私の野湯体験のナンバーワンは秋田子安峡の野湯で滝ツボがそのまま湯船になっている川原毛大湯滝です。こちらは滝壺湯船ではありませんが滝を見上げての野湯体験もなかなかポイント高しです。
登山中に現場を確認し、下山途中に入浴しました。
こちらもハイカーは一杯近くを通るのですが・・・・・私の入浴に気が付いた人は二人のみで、「ご一緒に・・・」と誘ったのですが遠慮され、今回も独占してしまいました。
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