自動車事故のリペアだが・・・・・・

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ちょっと恥ずかしい話題でして・・・記事にするのも・・・・悩んだんですが・・・・・ネタがないもので・・・・関係各位ごめんなさい。

↑ 車が家の壁にぶつかって。

そう今日はリフォームネタですが・・・・。

現場は私の実家なんです。

話 いきなり飛ばしますね。

 

外壁は左官工法で「リシン掻き落とし」工法といって、今ではほとんど使われなくなった工法です。

簡単に解説すると、モルタル下地に、石灰と少し粗めの砂(当地では真紗土を洗ったものがよく使われた)

+少々の白セメント を混ぜたモルタルを塗りつけます。翌日それが硬化しきらないうちに、剣山で表面を「掻き落とす」工法です。

表面の仕上げは、割肌のようになります。

いま使われないのは、相当左官手間代が膨らんでしまうからでしょうけど・・・・。

この家今年で築45年。かき落とし工法は無機建材ですから、色変わりなどの劣化はありません。脱落も皆無。見えない下地も職人がしっかり作っているのでしょう、モルタル壁に多い、マイクロクラックも無し。つまりこの家ここまで外壁はノーメンテナンスで来たんですね。今主流のサイディング壁だともう、二度目の張替えの時期ですね。まだまだノータッチであと何十年も持ちそうです。

家って、建築費 何が安いか・・・・高いか・・・・大いに考えさせられる実態です。

 

私大工ではありませんが、建築関連を生業としてます。手前味噌っぽい言い方ですが・・・・親父が建てた実家を、というか職人さんたちの造作を、今でも参考書として勉強させてもらってます。いわゆる「豪邸」ではないんです。華美でもないんですが、建材も職人さんたちの仕事は手堅く、技も上質で丁寧なんですね。少しでも近づきたいと思って何時も見ています。

 

見積書の金額競争に無縁ではいられませんが・・・・・金額など二の次で「コウダ言うなら間違いない、任せるよ」という存在に早くなりたいです。

 

さて修理法は防水だけ心がければさほど難しくはないのです、ほかの部分の柱が歪んだ、他の壁にヒビが入った・・・等々ありません。

湿式左官工法の利点は、こうした故障でも最低限の技で直せることです。写真を見て・・・・・バックか車庫入れで車ぶつけちゃったんじゃない???。とドライバーは想像すると思います。実際そのとおりなんですが。

状況をみるに・・・・・私の見立てでは、家の補修費よりも車の方が何倍もかかるよなあ・・・と見ました。

実際はフロントから壁に激突しており、トヨタ製最量販ミニバンですが、後で聞けば車は廃車となりました。!!!!!!!。 びっくり!!!!。家が車に勝っちゃった!!!。

 

ドライバーは妹でして・・・・・・・(ここ恥ずかしい実態・・・・(^_^;))下手じゃないのです運転技量。ただ魔が差したのでしょう。

こんなことは初めてですが・・・・・。

家族関係者が関わる自動車事故 損害保険は決済されないそうで(当たり前だよな損害保険詐欺が簡単にできるもの・・・)

 

結局。私が直すことになりますが・・・・・・被害者=実家 加害者=実の妹 ということで・・・・日頃双方にお世話になっている、ちょっとだらしない長男ですので・・・・・・これは・・・・・皆さん想像するそんなお金の顛末になりそうですね・・・・・・・・(^_^;)。

 

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