炉内清掃は梅雨前にやるべし

STOVE

寒冷地以外はストーブもお役御免になっている時節です。

このシーズンオフに忘れてはいけないのがメンテナンス。

薪ストーブを毎日焚いている人は年一回の煙突掃除が必須です。

ご自分では出来ず業者に依頼する方も多いでしょう。

でも業者も都合の良い時にすぐに来てくれるわけではないでしょうから、すぐに来てくれない時。まずご自分でやっておくべきことがあります。

炉内の灰浚い。

これ重要です。灰はアルカリなので、鉄を酸化させませんが、湿気を吸収しますので、このまま冬まで放っておくと梅雨と夏の湿気で、ストーブ内部が真っ赤か、ということになります。一年くらいでストーブの鉄はダメになりませんが・・・・・。こうした状態で使い続けると、薪の燃焼熱によっても酸化は進むので、加速度的に寿命が縮んでいきますので注意しましょう。

 

当家でも今朝決行。

ハーツストーン・ヘリテイジは、通常使用でサイドドアしか開けない。こちらから点火して、薪を追加。そして灰浚いもこちらからスコップで行う。だからストーブ正面を掃除する手間がかからない。

今季6ヶ月間のシーズン中。横着に拍車がかかり、フロントドアはガラス掃除で2回しか開けなかった。

 

↓3ヶ月分位の汚れが溜まったフロントガラス。灰が飛び散った白い汚れが殆どだが、裾の方に若干ススが見られる。

炉内が高温に維持され、優れた吸気経路をもつこの会社のストーブは、薪さえ乾燥していれば、こうしてほとんどガラスに黒いススは付かない。

これも、濡れ雑巾に灰をつけてクレンジング。これだけで綺麗さっぱり。

集中すること以外は、なるべく手間がかからない方が良い、と考えるB型人間にピッタリ。

異常なくらいの綺麗好きで、ストーブ周りの汚れが気になって仕方のないA型女房にもピッタリ。

炉内底面が凸凹しているので、この年一回の掃除の時は、少々手間がかかる。デコボコの目地から灰を掻き出すから。ま、それも10分くらいの手間だ、掻き出しながらストーブ用掃除機で吸ってしまうからね。

ほぼ炉内満杯状態で、ペール缶は14L位の灰が出てきた。灰が貯め込めて掃除の回数も少なくてすみ、その意味でも横着が私にピッタリ。フロンドアも開け閉めしないので、気密ロープのヘタリも少ないみたい。

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