何とこの街に観覧車ができた。

TOWN

ちょっと前に日光市内旧今市地区に新たな商業施設がオープンしました。日光ランドマークといいます。

 

先のブログで、「このまま限界集落なら、未来なし」と熊野古道地域にダメ出ししてますが。

他人事ではないです。つまり私自身がこの土地で、そこから這い上がっていくアイディアや取り組みを模索しているんですね。

とりあえず、人口減少率県下ワーストワンの当地において、新たな施設ができたなんて、嬉しいことこの上ないです。

スーパーなどの複合施設が新たな新設ビルで営業再開し、その屋上にはなんと!!!!!! 観覧車が設置されたという、画期的なニュースです。

感慨深い・・・・・・・。

今から30年くらい前になりますが。今市市街地中心部に、ある大手のスーパーチェーンの店がありました。しかしこの資本左前になり・・・・撤退ということになりまして・・・・・。

旧市街地中心街のことですので、地域経済への影響、他に消費財販売の店舗が極小だったこともあり。当時の市当局は、このビルを公金で買い上げる、という提案がなされました。

 

今だから時効でしょうからその時の対応を話しますね。

知り合いの野党系市議会議員は、税金の無駄使いである、と反対しました。

その方と懇意にしている私は、意見を求められましたが・・・・「賛成である」と答えました。

 

中心部に土地がないので、離れた土地に市役所を移転した当市ですが。これを機会にこの土地を使って中心部に市役所を戻すべき、鉄道やバスの便が良い、中心街は年配者にも利用しやすい役所になり、何よりもそこに働く市職員が数百人移動してくるということは、食事だけでなく色々な消費につながる。中心部の活性化が見込まれる、と話しました。

 

それだけでなく、合併前の旧今市市は、旧日光市に比べて、歴史遺産に乏しかったのですが・・・。

当市最大の歴史遺産は日光杉並木街道です。ギネスブックにも登録されている世界最長の並木街道3本が合わさるのが、当地今市です。その3街道を合流地を見下ろせる場所は、一般にはありません。しかし今市中心部に高いビル6階位を建てれば、その三街道が見下ろせる新たな「景勝地」が誕生するのです。

そのためにはこのビル跡地は、他にない最大の地点でした。

私が話したプランは、この今市市街地のど真ん中に、市役所を再び呼び戻し、最上部には、「ホテルニューオータニ」だったか、そんな回転する展望レストランを設置する、とぶち上げたのだ。

 

今でこそ、市役所が、商業施設や駅舎を一体になっても珍しくないご時世なのだが。

 

当時はその市会議員にさえ、一笑にふされたように思う。

 

一介の30歳市民のアイディアなど、そのまま埋もれてしまったわけだけど・・・・・・。

 

こうして新しいビルが建ち、その屋上に「観覧車」が設置されたなんて・・・・・30年前の私のアイディアは満更でもなかったと思うのだ。

 

忙しくてまだ乗ってないけど・・・・乗って、日光連山や杉並木街道を、新たな視点で楽しみたいと思う。

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