本日は仕事をスタッフに任せて中座、お隣群馬県沼田市まで研修に出かけました。沼田城は真田氏の拠点として大河ドラマでも有名になりましたが、町村合併により当日光市とも隣接する間柄になりました。
しかし・・・・・それよりも100年前に県境を超えた交流、否 生活圏があった!!!というのをごく最近知ったのです。
どういうことかというと・・・・。もう廃坑か・・・・といわれた足尾銅山は、優良鉱脈が見つかり、のちに日本一の産出量を誇るまでになります。となれば、人夫も必要ですが、比例して、銅精錬のために、また人間が住めば、莫大な燃料や建材も必要になります。
足尾地区で、そうした木材資源を取り尽くしてしまうと、古河市兵衛は、東西に資源を攫いに進出します。
といっても、山肌を崩して突き進む重機もトラックなどない時代。そして急峻な足尾山地のこと。どうやって遠方から木材を集めるのでしょうか????。
なんと索道を巡らすのです。索道って知らない方多いでしょう。つまりスキー場のリフトですね。
ワイヤーで吊って運び出します。
その群馬県側に、そのための村が出現し、最盛期は従業員3000人が働く「村」が数十年にわたって存在したのです。しかしその役割を終えた時に、根利村は「消滅」したのです。
これは、不肖コウダ知りませんでした。
それで今日はその企画展が開かれている沼田市まで出かけて勉強してきました。
山道の先の先に、学校も二つ併設されるほどの賑わい、当時の状況を見たいと思いました。
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