鉄筋コンクリート4階建ての賃貸アパートに設置、という非常に希な施工例

WORKS

ペレットストーブを設置したい、という依頼、相談を受けてまだ一件も、断ったことがない。のが自慢である。

排気管の取り回し等が少々難しくても、方法を生み出して設置してきている。

 

無敗神話が崩れるとしたら・・・・・・。

想像はついていたのだ。「\(°Д° )/オテアゲ!!です。設置不能です」という時がくるのは分かっている。

それはRC構造(鉄筋コンクリート)のマンション・アパートへの設置である。

マンションは、建物全体が共有不動産のため、勝手に改装できないこと、賃貸アパートでは、躯体に穴を開けることなど通常は許可されないし、プラス少ないとは言え、隣人に煙や臭いの影響は無いとはいえない。

そんなわけで、こうした相談が来れば・・・・「基本的に無理だと思います」と言うつもりだ。

 

今季そんな案件が持ち込まれ・・・・当然先のセリフを言うつもりだったのだ・・・・・・。

排気管は壁に穴を開けず、窓部分を抜けば良いにしても、賃貸アパートであるから、大家さんなり、管理不動産会社の許可は必須なわけで、幾ら付けたくても、それがなければ始まらない話だ。門前払いではないが・・・まず許可をとって来てください。と帰っていただくのだ

ほどなく・・・・予想外に・・・「許可が下りました」と言われて。コッチが「え!!!!!」とビックリしたのだ。

 

そうとあらば、現地調査に行かねばならない。場所は県都・宇都宮の中心街近く。

 

行ってみれば、意外に・・・これは「イケルかも?」しれない、と思い始める。

 

4階建ての最上階角部屋で、排気を出す側の壁に隣の部屋はない、また南東部に位置し、男体山からの北西の季節風が吹き降ろす反対側で、排気が隣や階下への影響も極小で済みそうだ・・・・。

設置して、ネガ(クレーム)がくれば、それは当社が全責任を負う立場なのは自明のこと。

冒険だったけど・・・社長コウダの決断は「GO!」だ。

 

かくして、RC構造の賃貸アパートにペレットストーブ設置という全国的に見ても数える程しかないであろう設置工事が当社で施工されたのだ。

 

ビフォア

この出窓を改装して排気管を抜く予定。

 

 

アフター

自分でいうのもなんだが、省スペースのアパートにベストな位置に納まりました。

退去しても、躯体に痕跡を残さない排気管の処理↑。

 

設置2ヶ月。使って頂いていて・・・・近隣からクレーム等無いようで・・・・・暖かいと評価が帰っており一安心です。

その後が知りたくて、この記事アップを控えてましたが・・・バッチシ完成みたいです。

またコウダ キャリアアップ です  。

 

これは当社HPにちょっと前に掲載した記事です。

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