開墾

TOWN

 
 昨日登場した隣のおじいちゃんは、おばあちゃんと二人暮しの専業農家だ。
3年前まで、牛を飼っていた。

 私の移り住んだ土地は、なだらかな丘が連なっている所で、周りの農家は戦後開拓で入植した方々らしい。田んぼには適さない土地なので、牛、豚、鶏を飼っている農家が連なっている。御蔭で堆肥には困らない。

 隣の老夫婦がどれ位の農地があるか知らないが、隣接する一枚の畑で、2町歩(約6000坪)ある。牛飼いの牧草地としては当たり前の面積だが、牛を飼わなくなったから、畑として耕作しているのは、その5分の1位で、あとは草地。

 私と同じで、毎年3回くらい草刈機で刈っている。

 否、「同じ」とはとても言えないな。ウチの5倍くらいある草地を2日くらいで全部刈ってしまう。腰が曲がった80歳半ばの老人が・・・・・・・負けました。

 こちらは、半日もやれば、ギッブアップ。それで平日の朝小分けにして刈っている位、結構重労働なのだよ。

 人事ながら、この広大な畑は、老夫婦が耕作できなくなったら、どうなるのだろうと心配している。

 私の敷地内の雑木林は、今でこそ綺麗だが、家を建てたときは、猫も通れないくらいシノダケの密林だった。丈は3m。太さは親指ほどもある。トンでもないシノダケで、これを浚うのは本当に大変だった。

 畑として開墾している所も、雑木とシノダケが密生している土地だった。

 もう4年刈り続けているが、まだシノダケは生えてくる。

 人間が手入れをやめれば、4,5年でまたシノダケと潅木の荒れた土地になってしまうだろう。

 隣がそんな事になるのは、見たくない。どんな方法になるかわからないが、農地として継承して言って欲しい物である。

 さて当家の畑の開拓は、今年で3期工事目。

 何年も掛かってしまっているのは、平地が少なくスロープであることが第一。それで今年の造成地は、既存畑より一段、二段下げた段々畑になった。

 二番目の理由は、外構工事ででた残土で通路を作ったり、5年前に浚った雑木の根っこを埋めたり、という部分もあるので、一度に決まらないのだ。

 根っこを埋めた所は、そろそろ腐ったかな、とミニユンボで乗り入れてみると、ガツンと前部が陥没。焦ってしまう。それでも腐ったならそれはそれで良かったとバケットを入れてみると、まだまだしっかりしていて腐るまであと何年も掛かりそう・・・・・。

 腐らせるのを諦めて、また掘り起こした。時間をかけて焼いてしまう作戦に変更。

 そんなこんなで、電線下の荒地が全部耕地か何かに変わるのは、まだ数年先になりそう。

 それでも今年は半分まで侵攻した。先が長いプロジェクトである。まあ老後の楽しみに取ってあると居直っているのだが・・・・・。

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