やられた 一番弱いところ

LIFE

今日はまず、県最北端の町一歩手前の那須塩原町で、ペレットストーブ設置のための現地調査。

ついでに今季新たにユーザーになっていただいた同じ町内の方に燃料配達。相変わらず一石二鳥路線追求は言うまでもない。

 

それでかえす刀で、県最南端の町一歩手前の佐野市へ、薪ストーブ設置のための現地調査へ。

佐野市と言ってますが、実は旧葛生町の最奥端集落でして・・・・地図で見れば、旧今市市、隣の鹿沼市、そのまた隣で、直線だと30km位なんですが、3つの山脈が横切っており、道路がなく、信号機などほとんどない田舎道なのに、1,5時間かかりました。都合本日の走行距離、県内なのに300kmオーバーです。

でも。

何か・・・

嬉しい出会いでした。 ( ゚д゚)ホッ!

 

相当前からメールや☎等で薪ストーブの相談をさせていただいた施主様と本日初見。

聞けば、ご両親の実家跡に新築されるそうで、ご家族は現在神奈川県にお住まいとか、施主での娘さん単身で実家の敷地での新居を決意し、そして働き口を求めて佐野に移住し、家の建築に向かっている・・・。

生き方・・・・根性・・・こだわり・・・・。強いオーラを感じました。

お母様とも話しましたが、ご自分の幼少期に育った所に戻って・・・・おそらく終の住処になる場所での、住宅の建て方に、万感せまるように・・・・見えました。

 

現場は、こういっては失礼ですが・・・とんでもない田舎です。加えて、渓流上流部ですので、この時季もう14時には日が陰っておりました。栃木県南部ですが・・・・・ここは相当寒いぞ!!! です。

ここで住む!!!。半端な若い女子には決断できないことでは????思いました。

 

加えて・・・

私の涙腺を刺激したのは・・・・、

 

「建て方が大体になったら、やろうと思って用意していたのですが、先に帰るならストーブ屋さんに」と

 

「がら撒き」用の菓子の包。そして「お車代」という寸志が・・・・・・・。

寸志はお断りしました。家の建築は絶対想定よりも足が出るのです。建築が予定通り言って、尚且つストーブ工事もうまくいったなら、それで余力があったなら、また検討下さい。折角のお気持ちですが辞退失礼しますと。

当社は見積金額で結構なのです。

でもコウダの涙腺に触れたのが・・・・縁起物のガラ撒きをやろうという。・・・・・若いのに、そうした流儀を理解した若い女性施主。

その中に包まれていた「餅」。

やられました。60も近いと・・:ダメなのですよこうした気持ちが・・・・・・。

最大限協力してあげたい・・・・。

 

コウダに値引きさせよう。それ無理です。ウチはネット正味見積です。

でもこうした栃木に戻って生活しよう、という方、最大限配慮、応援いたします。

ビビッときましたね。娘さんの決意。

 

 

 

 

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