松クイ虫防除 作業

WORKS
毎年お盆は秋田に帰省することが多い。
東北道の渋滞を避けて、山形の酒田に抜けてから日本海沿いを北上するコースをとることが多かった。
鳥海山麓、遊佐の海岸線はお気に入りのシーサイドルートだったのだ。
しかしある年。美しい海岸線の松林が、真っ赤になって枯れていた。年を追うごとにそれは北上していき、数年後は秋田市の海岸線がマツクイムシにより真っ赤に枯れてしまった。
そのジワジワ侵食していくさまに、恐ろしささえ感じたものだ。現在それを防ぐ手立ては防除液の注入しかないらしい。
あまり薬剤を使って仕事したくはないのだが・・・・。

 

コメント

  1. piljugina より:

    あちらこちらで松が枯れているのを見かけますが、松くい虫がいるのですね。ほかの木にも入り込むのでしょうか。

  2. kouda より:

    松食い虫と呼ばれてますが、目に見えない線虫です。微生物ですね。こいつのすごい、というか恐ろしい所は、カミキリムシを中間宿主にする事です。やはり松を食するカミキリムシに寄生し次の木に移り増殖します。今の所松だけがその繁殖システムがわかっていますが。東北ではブナ枯れ病も被害が拡大しており、同じような、微生物の関与が疑われております。

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