週末の住宅フェアの設営は金曜日、明日です。
今日中に骨組みを作らないと仲間に迷惑がかかります。
まあ一日やればなんとかなる、予定が午後2時から雨が落ちてきた。それで慌てて起こして屋根の下へ、↓フォークリフトで。
このハリボテの壁は2×4材で作っております。ちょっと初心者向けミニ知識を。
2×4はアメリカで標準的な工法で、日本の建築のように柱、梁といった骨組み、構造材がありません。合板と38mm*88mmの角材を基本としたパネルで家を作ります。「枠組み壁工法」と国内では呼ばれます。代表的なビルダーとしては三井ホームなんかが2×4ですね。
自動車も、重量物を運ぶトラックは、メインのフレームの上にエンジンも荷台ものっておりますが、乗用車は通常そうした背骨というかメインフレームはなく「モノコック構造」といいますが鋼板を溶接した箱構造になっています。日本建築はトラック型、脊椎動物型、米国建築はモノコック型、甲殻類、昆虫型構造といえば、わかりやすいかな。
現在は建築は皆クレーンで建て方をしますが、在来工法が柱を一本一本立てて行くのに対して、2×4は今では釣りやすい大きさのパネルを工場で作ってきて、それを現場で釘で止めて作っていきます。
クレーンがない時代は、プラットホーム工法とも呼ばれてました。つまり家の土台の上で壁のパネルを作り、四方の壁を起こして角を締結する、という作り方になります。それから内部の仕切り立ち上げ天井部分で締結して箱型の一階部分を作ります。二階がある場合は、その天井部分が二階の土台、新たなプラットフォームになり、二階の壁を起こしてまた壁を締結・・・・という日本建築と全く違う作り方をします。
一枚の合板の周りに2×4材を回した「パネル」を一単位にしてそれを繋げて壁を作る、というのが基本で。在来建築との違いは早く安い木材で、軽く丈夫な構造を作るのに適してます。
それで今回は、イベント用のハリボテですので、この工法で作っています。
国府田産業HP
コメント
明日は又大荒れ予報とか…。つくづくお天気に恵まれませんが、なんとか無事設営できますように!悪天候にもめげず頑張って育てたプランター野菜、来場のお客さま方にライフスタイル提案の一助になりますように。(「…そうだ!畑を作ろうd(∵)」ってなるかどうかはわかりませんが…)
> sna*****さん
お天道様には、文句を付けない主義にしております。
日頃の行いのせい、と思っております。
だから今日は晴れてきた・・・・ラッキー!。