これまで怪我もなく、少々の失敗位で大過なく続けてきている工事です。
そのキャリア中ワーストに入るであろう事故が起こってしまいました。
やらかしたのは、水道管破裂! て実はそんなに珍しくないことでして、私もユンボ操作中に3回くらい切ってます。外構工事って大抵庭を掘り返すので何時だってそのリスクはついてくるんです。しかしこれまでは止水バルブの内側でしてバルブを閉めれば水は止まり修復は簡単なのです。
現場から連絡が入ったのは午前11時すぎ。バルブの外側みたい(本管側)みたいというので慌てた!!!!。
急いで車に乗って、現場・・・・に向かいかけたが・・・・・私が行っても止められるわけもない。
会社に戻って役所の水道課に連絡する。
すると今日の当番水道会社は、Hだからそっちに連絡しろ、という。
そのH会社は、社員出払っていてすぐには行けません、という。
どうにか急ぎ修復に来てくれ、と頼むも、早くて3時間後位という返事。
他の設備屋にも当たってみるけど。暇している会社なんかありゃしない。
ま、しょうがない。と腹をくくって現場に向かう。
で、現場の状況を見て驚いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!。↓
家庭用の水道管って13mmか20mmなんだけど。何この水量は!!!!!!。
それはまるで日本の泉百選の尚仁沢湧水か?と思うくらいゴーと湧き出しイキナリ川となって流れ出している!!。その何倍も太い管を壊したみたい。
成すすべがなく、呆れはてる
落ち着いて周りを見てみると5m位離れた土間コンの中に止水バルブもメーター器もあるではないか!!!!。
通常道路から民家に引き入れる水道管は一本だから、外構工事屋の基本として何処に水道が伏せられている、と確認するのが基本中の基本であるが。「あっちね」と思ったのも当然で、職人に罪はない。
じゃ、何この水道管は?????。
結局市の職員も駆けつけて判明するのだが。この街は昭和40年位から分譲地や別荘地開発が行われていて、私設の水道がたくさんある。その開発会社のほとんどが倒産して、水道や道路のインフラは、市に移譲されたりしているのだ。
この分譲地は道路下の本管から、各敷地に枝の配管が最初から敷設されていたらしい。
しかしデベロッパーはなくなり、現在家を建てる人は、本管に直接繋いいで引き入れているから、こうした枝線は埋もれたままになっている。最初は地面から塩ビ管が立ち上がっていたらしいけど・・・・積年の草や堆積で埋もれてしまっていて・・・・・。
まさに「地雷」踏んだわけだ。
隣近所水の出が悪くなった、等の迷惑をお掛けしたみたいだけど・・・・何とか修復して とりあえず良かった、とタコ社長は胸をなで下ろすのでした。
ランキングポイントアップのため記事が参考になったなら、テラ銭代わりに下のバナーをクリックしてくださいませ。毎度のご協力お願いします。
コメント