今日は下請け工事です。高校の運動部部室の更新にあたり、フェンスとか付帯工事をやってます。
難易度は少々高く・・・・つまり余地&スペースがなく通常のミニユンボでは入っていくことができないので、さらに小型のミニユンボをレンタルしております。狭い=取り回しが悪い=作業工程を綿密に組む必要がある。
得意の仕事じゃないですか・・・・ヤギに笑われることもあっても・・・・コーディネーターの面目躍如の場面です。
ちょっと前に紹介したフェンスブロックという基礎ブロックを使うのですが・・・・この伏せ方を紹介しましょう。
特別なテクニックではないので、知っているよ、という方も多いでしょうけど・・・・DIYの参考になる方も多いかもしれません。
フェンスというのは、天端が揃っていて、かつ真っ直ぐに設置されていて当たり前です。が
作る方としてはそう簡単ではありません。
まず平面的に考えてください(天空から見下ろします)。まっすぐ通すには基礎石を一直線に伏せる必要がありますが・・・・これは水糸を張れば簡単です(X軸Y軸)。しかしz軸つまり垂直方向のブレは・・・・・同じく糸を頼りに伏せることは可能です。が・・・・・・3次元的に調整して通すのは結構大変です。
基礎石間のピッチも正確に出さねばなりません。加えて基礎石自身が鉛直に立っている必要もあります。
つまりフェンスブロックって、X軸、Y軸、Z軸・・・プラス ピッチと「倒れ」。
実は置き場所を決めるのに5次元の配慮がいるんですわ。
これを要求される現場、って時にはあるんですが・・・・やりたくないですわね。
それを軽減して楽にするために二段構えの段取りを使います。
5次元って大変なので、そのうちz軸方向と、倒れ方向をまず決めてしまうのです。
つまり基礎ブロックを置く必要な高さのベースをセメントで作ってしまいます。加えてそのベースを水平に作れば、そこに置く基礎石は鉛直であるわけで、5のうち2個は事前の段取りで心配なくなるわけです。
二日かかりますが・・・・急がば回れ・・・その方が早く確実にフェンスブロックが設置できるわけです。
プロの技なんですが・・・わかったかな?????
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