ダムの内部構造がわかっちゃう  なんて・・・。

CHAOS

昨日より続く。

物置組立は一旦始まってしまえば、私と次元だから2時間もかからない・・・・はずだった。

しかし案の定・・・・心配していたことが発覚する。

実際のプレハブ物置工事では、基礎石の設置にもっとも気を遣う。これが出来てしまえば工事の半分以上は終わったようなものなのだ。しかし今回は合板の上に設置、という初めての経験。配慮の一番は強風等で倒れないようアンカーボルトでの締結。そして次がレベル(水平)の心配である。

一見平面に見えて・・・・単管パイプの上に組んだ土台や合板など「不陸」が出ないわけがない。

柱と屋根を組上げ、その間に壁パネルを入れ込んでいく・・・・と最後の一枚がどうしても入らない。パネルは真四角だから、柱と梁のメス側が歪んでいるのがわかる。水平器を当てて、四隅のうちここが沈んでいる、という所のアンカーボルトを緩めて本体と合板の間にスペーサーを叩き込む。

幸いここ一箇所の修正で、何とか組みあがった。

半日の予定がお昼を30分過ぎて・・・・でも大方想定内で終了。撤収。

のはずが・・・・・・。内装される機械の仕様のことをお聞きしながら位置決めやその他諸々のことを配慮しながら作っていくわけで・・・・その過程で気になることが耳に残る・・・・。

アルゴンか何かのガスボンベが入る    て横に寝せるスペースはないし・・・転倒防止の工夫がいるんじゃね????。

電気工事屋が来るのかと思っていたら、手配していなくてスタッフがコードリールを買ってきてつなぐ、という。3芯の防水プラグが使われていると思われ、工具も知識もない皆さんが、どうやって物置の内部に引き込めんのよ??????。扉は鍵掛けんでしょう・・・。

で結局、依頼も見積にも入っていないが仏心をおこして・・・・。下界に降りて必要な部材や道具を取り揃えて午後に現場に戻ってきた(これだから儲からない会社なわけだ・・・)。そこには国交省土木事務所キャリアやら外国人の技師やら・・・・・総勢15名位が入り乱れて・・・・・以下省略。

お役人=外野は邪魔なだけだ

一番高い奴を買ってきました、と自慢するコードリールは、その通りこの現場に不必要に丈夫な構造で防水で・・・・。

分解して、壁に穴を開けて電線だけを通してまた組み立てて(余計に腹が立つ)・・・・なんと一時間もかかってしまう。

親切心で始まった午後の(ボランティア・・・・)。なのに機械セットできたから早く電源くれ、なんて催促されてしまって・・・(゜д゜)ハハハでございますよ。

なんてことないコードリールをこの中に引き込む苦労を誰が知るか・・・・・・。

ま。怒っておりません。次元を午前中で返した現場で15名居ようともこれを稼働するように準備できるのは私だけですから。私いなければ、今日は試験運転できなかったはず・・・・です。

でコンクリートの内部をも投影する機械は50cm立法位の↑なんてことない機械なのでしたよ。

 

結局ほぼ一日仕事になってしまいましたが・・・・何とか試験運転↓開始。

パソコン画面に、機器が捉えた宇宙線(ミューオン)がカウントされております(らしいです?????)。

この蓄積によって、砂防ダムの内部構造の劣化具合が分かるらしい・・・・・です。

ふーーん。宇宙線で内部構造がわかるか・・・・・・・・・・・。

私は還暦リーチを迎えた自分の意思の劣化具合を測定してもらいたいと思いましたね。

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