大変忙しい日々で、29.30.1日のこの三連休フルに仕事をしている。
この間自宅のの山桜も咲いたが、気候が悪く、楽しむ前にあっと今に散ってしまった。今はシイタケが開いてい入るが・・・・・・・。
25年前のチェルノブイリの際。キノコ類は放射能を濃縮するから・・・と言われたのが頭の隅に残っていて・・・どうにも食べる気にならない。
畑の方は、もう居直って、耕し始めて種や苗を植えたのだが・・・。
25年前の反原発運動に賛同、協力しながら。その後漠然と日々を過ごし、原発が生み出すエネルギーに依存した生活を続けてきた事。 これをまず自ら反省したいと思う。
多数の村全体が、そして周辺地域から何万人も避難を余儀なくされ、100Km以上離れた当市も風評被害で、多くの会社が潰れ、多くの人々が解雇されている。
これは自然災害ではなく、まさに原発などと言うものに、依拠してきた社会が招いた人災である。
東電や政府をやり玉にあげるのは、簡単であろう。
しかしヨーロッパのいくつもの国が、チェルノブイリ以降脱原発を政策に掲げ、自然エネルギーにシフトしてきたのを知りながら、漠然と原発に頼って来た日本の市民の責任も大きい。
「原発は怖いけど、電気が無くなったらもっと困る」 といのが大方の考えだと思うが、この事故をきっかけにしなければ、今後再度子孫に大変な負担を強いることになるだろう。
被災地から離れた場所に住む方々は、「自分に何かできることがあれば」と心配している方が多いだろう。
出来ることはあります。ただ節電に協力するだけでなく、その省エネルギー生活の先に、「原発いらない」という運動、世論を盛り上げることだと思います。
オール電化住宅に住んでいます。CO2を出さない、と胸を張っていたけれど・・・年間20万円の光熱費を何処まで下げられるか。今後の自分の住環境へのテーマとなります。(暖房を薪ストーブだけにすれば、原発分は間違いなく削減できそうだけど・・・・・・)
コメント
われわれ東電は過去50年間、大量の天下り官僚を受け入れてきました。また、元防衛大臣の自民党議員の娘をコネ入社で入社させるなど、自民党対策も万全でした。しかしまさか55年体制が崩壊し、さらに原発が事故るなんて…まったく想定外です。われわれはただの会社員です。運が悪いだけです。だからこういうトラブルは国が責任を取ってほしいのです。減給なんてとんでもありません。退職金も規定どおりちゃんと平均4000万円いただきます。
日本人には意思がない。
だから、意思決定ができない。
神の意思による災害は天災、人の意思によるものは人災。
意思という概念がなければ、天災と人災の区別も定かではない。
人の行動を納得できるものに改めることも容易ではない。
指導力は、指導者の社会意思の決定力である。
意思そのものがなければ、社会問題は指導者による解決を見ない。
「首相はオーケストラの指揮者だが、誰も指揮者を見ていない」ということは、一個人の意思に構成員が意識を集中できないことを意味している。
問題を解決する能力のない人たちが、事態を台無しにする力だけを持っている。だから、世の中は難しい。
問題を解決しようとしても、先送りと積み残しに終始する。なりゆき任せになる。
「そのうち、何とかなるだろう」ということか。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
原発問題の研究者、田中優氏が講演の中で提案しているのだが。
東電に全ての保証能力がないことは、素人でも想像できるが、田中氏は、送電網を担保に国が融資することを提案。
送電網を国民所有にすることで、企業がもっと自由に、かつ個人でも発電して売電出来る仕組みが出来、自然エネルギー化が進行する、と言っている。
面白い考えだと思う。NTTが民間会社になっても、他の民間会社に税金で作った施設は使える権利を残したように。東電の送電線網を得ることで、原発に頼らない発電のアイディアがたくさん生まれるはず。
こうした提案が議論され、また国民の民意で決める。今回の震災は、日本国の民意をどう高め、集約し、実現できるか。忘れてきた日本の民主主義の本分が問われている。