超 難工事

WORKS
 月をまたいで進行中だった外構工事が一昨日終わった。
 今日は新築のお宅の庭の整地と砂利均し工事。
 来週も一件駐車場の土間コンとアプローチ工事予定が入っている。
 
 ここでまた一件工事が成約となった。今年の夏は工事物件が少なくて・・・・・オマンマの食いあげ・・状態だったので、それ自体は歓迎するべきことなのだが・・・・・・。
 
 この街には、昭和40年代の別荘地・分譲地ブームの際に造成された、いわゆる「問題多き」宅地が多いのだ。
 
 問題とは、例えば「道路が公道でなくて私道・隣家と折半して私有地を道路として使用・側溝の末端処理がない・車の乗り入れスペースがない急斜面の上・用壁の石積みがいい加減で崩れかかっている・自治会もない・地境がいい加減・境界杭を無視して造作されている・・・・・・・」
 
 ここだけの話(もっとも問題多き分譲地の)お宅から依頼が入った。
 ここだけの話、上に揚げた問題点のほとんどを網羅しているお宅だった。
 
 自慢ではないが、当社の仕事は、顧客満足度が高いと、自負しているし、難問もそれなりに解決してきた。
 
 が、本音で言うと「尻ごみしている」。
 
 
 
 それではいけない。何でもやる、のが方針であるが・・・・。
 
 写真を見てもらおうか。
 
 もう崩壊寸前の石積み階段の改修工事である。
 
 20cmの踏み代。立ち上がりは18cm。つまりこの階段幅は一足分もない、それが40度以上の急こう配。もう「崖」と言っても良い。さらに家の通路はここしかない。つまり出入り口を確保しつつ階段を改装しなければならない。
 それでも方法はある。が、最大の問題点が・・・・・・・「お金がない!!!。」
 
 参ったなあ。またボランティア事業になりそう。
 

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