選挙終わる

TOWN
 
 昨日の日曜日は、日光市長・市議会議員選挙であった。
 合併して新日光市が誕生して6年。市長選には、その合併後の評価。それからこれからの方向性について争われた、と思う。
 また市議選は、前回が5市町村の合併ということで、旧市町村ごとの選挙区を設けた。それが取り払われて全市一区となる初めての選挙であった。
 
 こちらの注目点は、旧今市選挙区に居住する若手の新人候補者の戦いぶり。そして人口比では全人口の7割を占める旧今市市であるが、前回の選挙区選挙では30名中定数は半分以下の14名。選挙区がなくなれば、旧今市出身者が増えることが予想されるが、そうした今市以外の候補者が議席を守れるか?
 
 結論をみれば、若手の何人かが当選し、旧今市出身の議員は14から19名に増加。今市以外の旧4市町村はどこも議員数を減らし、16名から11名になった。
 
 地域対立をあおる意味ではない。国政選挙が小選挙区制になり、政権は変わりやすくなったが、死票が増えてしまう弊害もある。
 人口が少ない地域が無視されないように願うのが本意である。この春地域の山間部の学校がまた二校閉校になった。この先いくつかの学校も噂されている。合理化のためや人口減はいかんともしがたいが、地域の再生・活性を目指して市長や新議員と市民は、力を合わせていきたいものである。

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