先の東日本大震災では、相当の塀が倒壊しました。当地は、有名な大谷石産地に隣接してますので、当然大谷石作りの塀が多いです。
最近の大谷石塀は、それなりに鉄筋が入るように作られていますが・・・・・そうなったのも最近のこと。ちょっと前の大谷石塀は、ただモルタルで積み上げているだけです。
当然地震には弱いわけです。先の大震災の際は、倒れなくて良かったね・・・で済ませてしまった方も多かったのが実情です。
しかし大阪の地震で、一人の子供の犠牲がきっかけに一気に塀を見直す機運が高まったようです。
石塀や土留更新の相談が増えました。
今回も隣接する歩道が通学路、という方から相談がきましたが・・・・。
現地調査すると、結構な部分のモルタルが剥離していて・・・つまり積み木のように石は重なっているだけ!!!!で、大変危険な状態と診断いたしました。
予算もありましょうが・・・・・早急な手当が必要です。
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