日曜日はいよいよ立ち木の伐採である。いよいよナンチャッテキコリ 登場。
本当は枯葉が落ちるまで待っていたのだが、また一週間伸びると、堆肥置き場のブロック積みも遅れる。それで構わず伐採作業を強行することにした。
立ち木伐採。これはやらずにすめばやらない方が良い。私の周りでも何人か命を落としている。
まずは山桜。これは直径50cm程あって、チェンソーの刃が届かない。両側から刃を入れていく。しかしこれはほぼまっすぐに立っていたので、思惑通りの場所に倒れてくれた。しかしギリギリ大丈夫だろうと動かさないでおいたユンボに枝の先端が当り、肝を冷やす。
次の栗が難関である。大きく家の方に傾いでいる。家には当らないのだが、昨年植えた果樹の苗があり、それを潰すのももったいない。その隣は畑である。山桜と同じ方向に倒すには、ほぼ180度傾きと反対方向に倒れていただくのが、一番良いが・・・・・そんな技はナンチャッテキコリは持ち合わせていない。
畑の野菜が多少犠牲になっても、90度横に倒すか。理想どおり180度反対に倒すか??思案橋。
やってみよう!決心した。
こっち方面から、こう切込みを入れて、あっち方面から切る。なんやかんやと理屈をつけて方針を決める。
倒れた木の下敷きになるのも怖いが・・・・、傾き方向からチェンソーを入れるということは、傾き通りに倒れてくれば、バーが噛んで取り出せなくなり、何時倒れてもおかしくない半分切った木を残したまま救出用に別のチェンソーを借りてこなければならなくなる。
これも困った事態になるので、少しでも切り口が塞がってきたら、すぐにバーを引く、と身構えて作業開始。
はたして
これが、自分で勝手につけた理屈どおりに、傾いだ反対側に倒れてくれた。奇跡!!。反対側にも倒れるんだ!!!。初めて知った、というか初めてやった。
緊張で、心臓はバクバク、たった二本で大汗をかいてしまった。
さて、落ち着いて見通しが良くなった庭をみると、
今度は隣の山桜が根元から二股に分かれているのが、一番端の立ち木となっている。この細い方も切ってしまえ。と思った。
この木こそ、倒した二本と同じ方向に傾いでいるから楽勝楽勝。すぐいい気になるのが欠点である。
カットにかかる。
するとどうだ。思惑と90度違う方向に倒れ始まる。
「あれ、そっちダメ!」
「あああああああ・・・・・・」
先週積んだ、ブロックめがけて 倒れて いった・・・・・・・・・・。ドシン。
被害状況
キャベツ 2球 大根5本 白菜3球
そして堆肥置き場のブロック塀は・・・・・こうしたこともあろうかと一段しか積んでいなかった、のと未積みのブロックが、文字通りブロックしてくれて無事。代わりに幹の直撃を受けたブロック2本破損。
まあ何事も油断大敵、ということです。
写真は見事に倒れた最初の二本。そして3本目は、畑直撃、葉っぱの下に下敷きなったブロックとブロック塀が見える。
コメント
お疲れ様でした。
傾きと反対方向に倒すなんて凄いですねぇ。私はその状況であれば、最初から反対に倒すことに関しては挑戦しようとさえ思いません。私の場合は傾きの方向に倒せる場所があって、なおかつ無風状態の時でないと手出しできません。
でも参考にさせてもらって、その技も頭の片隅に入れておきます。
大変でしたね。怪我しないうちに専門家に任したほうがよさそうですね。
貧乏性の貧乏人 なので 何でも自分でやりたがります。
確かに怪我や命には替えられませんので、注意しましょう。
家を作り、畑も出来ました。今度は車庫作りを画策しております。安価で、独創的 そんな造作をしたいのですが・・。