一本調子には・・・・・

WORKS
 もう今年は仕事が一杯です、とちょっとに前に書いたのだけど・・・・。


 明日辺りから予定していた工事が・・・・施主様ここに来るまでに、もう何度もブレていましたが・・・また「検討しなおしたい」・・・・・・・と、また迷いに入ってしまい無期限中断。

 次に予定していた「急いでやってほしい」と言われていた案件も・・・・「隣人の許可がおりないので、待ってくれ」・・・・・・って・・・・・目処立たず・・・・。

 本日急遽3番目に予定していた工事を前倒ししてもらい、職人以下明日から遊ばないで済みました。


 何時もながら簡単には仕事は進みません。この分だと12月仕事目一杯どころか、逆に仕事溢れちゃうかも・・・・です。


 昨日・今日は日光のペンション玄関タイルの補修作業を行っております。
ビフォアー

アフター

 場所は霧降高原。寒い土地ですから、タイルの下に水が回って凍て上がってしまったのが原因です。

 でも剥がれたからといって、そのまま「貼り直しました」という職人や会社が多いのも事実。
 剥がれた原因があるのです。それをちゃんと見極め、分析、伝えて、対策するのが、プロと素人会社の違いです。

 3枚目の写真。階段の縁がコンクリートが回ってます。ビフォアでは、こちらのほうがタイル面より高くて、つまりダムのような感じで、雪が溶けても水が切れないんですね。一枚目を見てください。それに加えて「目地が浅い」ですね。つまり雪が降っては溶ける、ということを繰り返す日光霧降高原で、凍害を起こすべくタイル面に溶けた水を溜め込む施工がされていたんです。

 どんな名職人が、強固なセメントを使っても・・・・これではもちません。

 対策は
① 家側の床を上げて、階段側に水が流れるように勾配を付けて、タイルを貼り直します(これタイル工事の基本なんですが・・・ヤクザな職人が施工したのでしょう)。
② 当然水が流れ落ちるよう縁のコンクリートよりもタイル平面を2mm程持ち上げます(監督が気がつかない、ヤクザな監督だったのでしょう)
③ 目地も水が溜まらないようにタイル面ギリギリまで詰めます(例え施主に浅くと言われても、ダメですと言える見識がなかったのでしょう)

(目地はこの写真を撮った後に詰めてます)


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