当地も梅雨入り秒読み段階です。薪ストーブ設置を生業の一つとしておりますので。忙しさを理由に堪けてはいけませんね。
↑表題に掲げているのは、ストーブメンテナンスの常識中の常識。これだけは絶対にやるべし。という定石であります。
灰は水分を吸いやすいので、炉内に残しておくと、梅雨や夏場の湿気を吸ってストーブのサビを進行させてしまいます。
今朝は早起きして、炉内清掃です。
灰を浚います。まずはスコップ(十能)で。このストーブヘリテイジは、底面にもソープストーンが貼られているので、目地が深く凸凹しておりますので、年に一回の「大掃除」の際は、ドライバー状の物で、目地部分の灰を掘り出す必要があります。ブラシか刷毛とドライバーを交互に使ってほじくり出す。
そして最後は掃除機で吸います。写真に写っているのは、ペレットストーブ用として販売している製品です。ご家庭のフィルター式の掃除機は、あまり大量に灰を吸わせると、フィルターの寿命だけでなく、モーター負荷が増え、壊す恐れがあります。
掃除機の使い方は注意しましょう。
目盛付きのバケツに入れてみると、灰の量は10Lもありました。それだけ溜められるのがヘリテイジの利点でもあります。
次に炉内鉄部分についた煤を刷毛やブラシで落とします。鉄部分が表しになったら、防錆スプレーを吹き付けておきます。
これで基本清掃は終わりですが。他のチェック部分としては、炉内の部品の劣化や欠けを点検すること。そして稼働部分がチェック出来るところには、注油(ヘリテイジには有りません)。
それからガラス、扉等の気密ロープの点検ですね。これもヘリテイジの扉周りは、扉とそれを受ける本体が凸凹構造になっているので、気密ロープの劣化でのエアー抜けが非常に少ない構造になっています。まあ5年くらいは全く問題ないと思われますが・・・・逆にエア抜けが気がつき辛い構造なので、逆にここは6-7年に一回取り替える、と決めてかかったほうが良いと思います。
湿気が来る前に、灰は浚いましょうね。
コメント
一度灰は取ったのだけれど、例の寒かった時に3日燃やした後は、灰を取っていないんだよな。早くやらなきゃ。
> 911gekkoさん
今年はGW過ぎも寒くて焚いた位ですからね。慌てることはないんですが・・・忘れてはいけない。