天災 じゃないと思わないと

LIFE
 今年は北九州、昨年の北海道、その前の年は栃木茨城宮城、その前も九州、そして伊豆大島・・・・・・数十年に一度の豪雨が頻発している。

 世界中の気象学者が、日本の気象庁も啓発している「温暖化」シュミレーションが実態になっていると考えて間違いないのではないか。世の中には、温暖化などでっち上げだ、と宣う御仁もいる。ことの真理は誰にもわからないけど、人間の産業活動の結果地球の危機だ、という主張が多くの賛同、了解を得ている以上、地球人はその対策に取り組まなければ子孫の存在は無いんだ、と思って対策した方が・・・・子孫に恨まれる世代になるか、感謝される世代になるか、重要な分岐点だと思う。

 自動車メーカーのボルボは、再来年から全ての機種に電動車を用意するという。フランスでは2040年までに内燃機関エンジン車の全廃が決まった。日本で一番売れているプリウスは、米国カリフォルニア州では、すでにエコカー認定を外れた。あんな程度では環境に優しくない車とダメ出しなのだ。

 すったもんだで決まったパリ協定だけど、米国は例の大統領の一声で離脱。
 これは全く近視眼的な政策で理解ができない。こうした全世界的な規制が、新たな産業や社会を作っていく、ことに後ろ向きで、良いことは何もない。

 ボルボカーの話題を書いたが、北欧メーカーだから環境に敏というのは当たらない。ボルボカーは今は中国資本のメーカーである。中国は内燃エンジンの遅れから(各種パテントの制約)から急速に電気自動車にスイッチしている。大気汚染上の対策もある。
 欧州の主な国では、すでに灯油暖房はマイナーな存在になっている。国がCO2対策のために炭素税をかけているためだ。だから当たり前のように薪、ペレットストーブが売られている。
 
 そんなわけで、先進国ではO2を垂れ流しているのは、シュール革命で石油自給どころか輸出が可能になった米国と、国民の認識が世界と乖離していて、エネルギー改革が遅れている日本が目立った存在だと思う。

 そしてその日本で、毎年膨大な資産と人命が温暖化により異常気象により失われているわけだ。

 アホなんじゃない日本人。放射能汚染で直接死んでいる人いるかいないか極小なんだけど・・・・温暖化や熱中症で毎年何百人も死んでいる。そんな実態をスルーして反原発、反バイオマス発電。
 天災だから  てか。脳天気しすぎ。国民も脳天気だけど・・・・対策を打ち出してこない政治の問題が大きいと思う。

 政治家は、哲学が最重要だと思っています。こうした視点のない政治家は、地方議員含めて応援しません!

 災害対策、ボランティア、そんなこと謳っている議員ばかりですが。天災だからとスルーして、ことの本質を追求したり、対策に向かう人が余りに少なすぎ。ダメな議員には、ダメ!とこれからは言ってやるつもりです。

 
 
府田産業

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