ハウスメーカーに振り回される

STOVE
 今日の記事。結論から言ってしまえば「下請け、って本当に損だ」ということ。
 新築住宅にペレットストーブの据付を依頼されていて。その予定は先月だった。大手ハウスメーカーさんだが、ストーブは施主責任。それなんで、現場での打ち合わせはなく、施主様通しての進行だったことも影響したんだが・・・・・。
 私の方は新築場合、構造体や何やらに当たってしまうのが困るので、予め建築側の作業で穴を開けておいてもらうことが多い。
 施主様もメーカーに依頼。了解となったので前もって出かけて行って、「ここ!」と内装に印を付けて来た。
 それが・・・・・・・施主様から連絡があって「完了検査終わるまで開けられない、とメーカーが言っている」「??????そんなことはないんですけど・・・・・・」。
 メーカーが「やれない」と言っているものをこちらが無理強いする立場にない。

 完了検査が終わったと連絡来たが・・・・・・開け場所わからなくなったので、再度印を付けて欲しい、とメーカー担当者から依頼。
 二度手間を強いられたわけ。ペレットストーブの排気管を通す穴などエアコンの配管スリーブと一緒。だから大抵の場合壁開けの穴が一個増えるだけだから設備屋か電気屋がサービスでやってくれるのが(ユーザー様は追加負担無しで)普通。
 終わってから再度地上3、5mもの所に(足場は既にない)一個穴を開けるだけに現場に再度向かう下請け会社も気の毒だ(こうした経費は下請けはおそらく請求できない、こっちも梯子持参で大変だ)。
 こんな馬鹿な段取りになったのは、メーカーサイドが「ペレットストーブ」を薪ストーブと勘違いしていた事に起因すると思う。だから完了検査後にしろ、と。それだって100mm位の貫通穴は、換気口名目で開いていたって、検査上何の問題もない。

 結局大メーカーの監督も、会社も痛まずに、余計な手間を強いられるのは下請け会社や、当社のような小さい会社なのだ。

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