ストップ温暖化 心がけ次第

STOVE
 またも水害で大きな被害が出てしまいました。お見舞い申し上げます。

 天災だから・・・・・皆がそう思って飲み込んできました。でも私はそうは思いません。10年ほど前に見にテレビの特番で、スーパーコンピューターによる温暖化シュミレーションの結果。日本は砂漠化するのではなく、スーパー台風や大雨被害が増えると知りました。
 広島、大島、昨年の関東・東北、今年も熊本、そして北海道。毎年多くの人命と資産が失われ続けている。何十年に一度の降雨量、このフレーズを全国各所で年何回も発表されています。現在でさえ平均気温も2度!上がっているとか。
 もう誰もが気がついているはずです。気象が異常になっていることを。

 私の周りの市民活動家や政治家は、放射能が心配、と活動されている方多くいます。勿論原子力は無いに越したことはないと思いますが。
 「原発なくても現状大丈夫じゃない」
とか・・・・
 「バイオマス発電は灰の放射能が心配だから反対」
 化石燃料発電の黙認や、代替エネルギーの模索に後ろ向きの市民活動家や政治家が多くて・・・・・閉口します。

 もういい加減気がつきましょう。そして行動しましょうよ、温暖化を防ぐ対策を。欧州の多くの国が「炭素税」を受け入れました。化石燃料使用に税金を払うことを国民が了解し、国全体でCO2削減に取り組んでいます。

 残念ながら、相変わらず政権は堤防かさ上げ、とか土木財源ばかり突出して「対策」として打ち出しています。庶民の一人として増税は良い訳ありませんが。化石燃料減らすのに、もっとも効果的なのは炭素税です。

 増税は嫌だ、当然ですね。でも増税分払わなくて良い方法があります。現在払っている電気代、ガソリン、灯油代、家計簿のように書き出して、今から例えば10%削減、と目標定めて家庭内の工夫をしてみることです。増税になっても負担は現状より増えません。

 待機電力家電を止める、風呂は家族まとめて入る、照明を替える、窓に内張りを付ける、葦簾、緑のカーテン作ってみる、打ち水をする、早寝早起きを習慣に、煮込み料理は圧力鍋、電子レンジを多用しない、コタツの下には反射シート、冷蔵庫内は適量にそして季節ごとに温度設定を変える、時間帯別電気料金の活用、洗濯機は乾燥機能のないものを、暖気運転は最小限(欧州では違法の国もあり)、車での買物等は無駄な距離を走らない(特売品目当てにスーパーをハシゴしている主婦がいるらしい、ガソリン代のこと考えているのかな)・・・・・・・・・・・・。

 エコカーに買い換えたり、サッシ入替えや断熱材補強など大規模なリフォームお金のかけ方をしなくても、使い方、生活の工夫で10%位スグ減らせるものです。今日から始めよう。
↓国内ストーブメーカーが作ったステッカー。もうすぐ営業車にも貼ります。

コメント

  1. sna***** より:

    「ねばならない」「こうあるべき」って理論先行じゃなかなか世の中変わっていきませんよね。今日のこちらの主様の提言、『お宅の家計簿見直し』的な企画でしょっちゅう拝見する事例ばかり。「これで○円節約!」「家族旅行費積み立てできました!」みたいなd(^^)まずは「自利利他」。自分の暮らしを快適にできて、しかもお得&「エコしてる」満足感あり。経済的メリット周知できれば、多くの人は難しく考えなくても、自然とシフトするのでは。マニア、数寄者の暮らしの象徴アイテム薪ストーブがペレットストーブの登場で多くのご家庭に導入されていっているように。カチコチ理論を断捨離して、ストイックにならなくても温暖化ストップにつなが暮らしを支援する政策望みますね。

  2. kouda より:

    > sna*****さん
    理念だけで生活は中々変えられませんね。やっぱり推進力は「お得」だから。ちょっとの工夫でお金が浮く、というのは推進エンジンですね。
    もう林業県の自治体なんか始めてますが、太陽光発電と一緒で、政策として燃料補助とかやると飛躍的に普及するでしょうね。ソーラーは付けたら恩恵は設置者だけですが、暖房は燃料供給の経済効果大きいですからね。

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