テクスチャーの注意点

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 最近は住宅でも、外構でも、異種素材や色違いの仕上げの組み合わせというのがトレンド。
 外壁のサイディングのテクスチャーを複数採用したり、塗り壁とサイディング、鋼板とサイディングなどなど、少しでも他とは違うよ、というデザインコンシャスな家が大はやり。それ自体は否定するものではないのだが・・・・・・やりすぎにはご注意という話題です。

 例えば、家の外壁なら使っても3種類まで、それも3種類使ってデザイン良く仕上げるって難しい。二種類の外壁をメインに一部玄関周りだけ石やタイルを貼る、位がベストですね。
 建てる方としては、こっちも良い、あっちも良い、これも良い、って感じで3種類以上同時に使ってしまうと・・・・・大抵煩く、シツコく、まとまりのないデザインになる。
 そうした懲りすぎて ・・・・・残念という家が増えてきた。

 もう一つのポイントは、テクスチャーによっては場所を選ぶ、ということもポイント。
例えば、↓今回リフォームを受注したシャッターゲート。既存には細長いボーダータイル調のサイディングが使われていた。これはこれで当然の選択。リフォームだからテクスチャーを変えたい、との意向だけど。大判のデザイン、つまり西洋城の石垣とか乱形の石貼り、なんてものは選ばないように忠告申し上げた。

 

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