前述のように、日曜日は研修、と言うことが多い。
今回の研修先は、「田母沢御用邸」。
現在天皇家の避暑先として那須の御用邸が馴染み深いと思うが、明治後期から戦後に掛けて、大正天皇の保養、そして戦時は、天皇の疎開先として使われたのが、「日光・田母沢御用邸」である。
現在県立の記念公園となっており、見学が出来る。
明治時代の天皇陛下が住んでいた場所だからね、現在住んでいる場所は見学など出来るわけがないわけで、その意味では貴重な住まいや庭園がこんなに身近なところにあるわけでこれは見学しないわけにはいかない。
第一印象は、とにかく広い。一部二階・三階のところもあるが、殆どが平屋で、面積は失念したが、雨戸の数が770枚位あるそうで、毎日開け閉めするのにどのくらいの労力がいるものだが・・・・。
一周したくらいでは、間取りを諳んじることは不可能だろうし、たとえ住んだとしても部屋を覚えるのに、3,4日はかかるだろうな。
次の印象は、和風建築なのに、床は絨毯だ!。
謁見室など天皇が主にいらっしゃる場所は殆どが絨毯敷きであった。
簾の奥の御座にいらっしゃるのは江戸時代までで、諸国の大使などと謁見し、欧米化をすすめた明治天皇以降は、住まいの側は和風でも、床は洋風だったのだろうか??。歴史の教科書に載っていた明治天皇はサーベルさした軍服姿だったし・・・・。
他にないものね、純和風の床が絨毯敷き って。
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