ヘリテイジ 最近の灰浚い法

STOVE
 石のストーブ「ヘリテイジ」。灰受け皿だけが難点、と前から書いている。現行モデルでは灰受け機能そのものがオプションになってしまった。
これを付けようか、と迷っている人アドバイス。
「要らないんじゃない」

 他にも灰受け機能が無い薪ストーブもある。

 灰が下のトレイに落ちるようになっているストーブの利点は主に
① 熾火が残っていても灰を落とせる
② まとめて(貯めて)掃除ができるので回数が減る
 というところだろう。それができないと作業が増える?ネガが増える?
ヘリテイジの場合、そうでもない。
 今朝の灰掃除の一コマ。

①まず熾火と灰を奥に押しやる
②手前側の灰をスコップですくってバケツに
③奥の灰を均して、集めた熾火に木の皮など乗せて再点火(どんなストーブでも灰は綺麗に捨てない方が良く少し残しておく)

 火の気が残った熾火も灰と一緒に取り出すので注意が必要だけど。なんだ意地を焼いて目皿の穴から灰をかき落として、灰受け皿を3回往復も、落として受けては捨てをやっていた時より遥かに早い。
 炉内が高温になるヘリテイジは、ヤケぼっくりが少ない、また炉内の深さもあるので灰が溢れることもなく、夕方から夜、そして朝焚いても、灰掃除は10日に一回位ですむ。
 朝の再点火の前に10分ほどの清掃作業で24時間連続暖房をしながらも素早く灰始末ができるわけだ。
 この場合でも、フロントガラスはまったく煤けないストーブなので、サイドドアの開閉だけで作業ができる。(フロントガラスを拭いたのは今シーズン今日で3回目)

 
9時間たっても表面温度が楽々100度オーバー、ダントツの蓄熱性。熾火もたっぷり

それを奥にどけてスコップで灰を浚う

コメント

  1. 雁来紅 より:

    こんにちは
    灰掃除が10日に1回だと楽ですね。
    Pecanでも全く同じやり方で灰を掬い出しています。ただし、炉内が狭いので毎朝ですが、、、
    Defiantでも1周間に1回は掬い出してやらないと溢れてしまいます。

  2. kouda より:

    > 雁来紅さん
    石で出来ている=蓄熱性が高い、というだけでなく。燃焼の効率が良いなあ、と感じます。炉内高温が維持されるため、綺麗な二次燃焼が誰でも実現でき。かつガス化燃焼が終わった後の「炭燃焼」がやはり高温のため、また空気が自由に入るため、これも完璧に燃やされ、結果ヤケぼっくりがほとんど出ませんし灰の量も少ないです。
    よく設計されているな、と感心しております。深さもあるので結構灰が貯められます。

  3. 超7 より:

    このまえこの機種が売れた時には、予算優先だったので灰受けをつけませんでした。
    個人的には、元々要らないと思っていたのですが、koudaさんが要らないと思われたということはやはり要らないのでしょう。(だから、オプションとも考えられますね)
    いつかは、ソープストーンのストーブを焚いてみたいです。

  4. kouda より:

    > 超7さん
    マイナーチェンジで改良されたかもしれませんが・・・・・オプション扱いだからそう良くなっているとも思えないですね。(^_^;)。
    何か蓄熱性が良さそうだ、位の気持ちで導入してみましたが。鋳物製を遥かに上回る蓄熱性と基本性能の良さ加えて簡単操作に、目からウロコのストーブでした。
    熱くない、というのがこんなに気持ち良いとは。

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