愛し合って結婚した二人でも、いざ同居生活が始まると。「こんなはずではなかった」とか「思うようにいかない」ということは多いわけで・・・・・。
まして言葉の通じない、人間と山羊では何をいわんや。
人間のほうは、すごしやすくも、管理しやすい 家や庭を用意したつもりであったが・・・。
相手にはそうでもなかったようで、ああでもない、こうでもないの一週間であった。
人間の思惑 というか 浅知恵。
小屋の前庭を50mのネットで囲って、最初は綱で規制して慣れたら放し飼いにしよう。
・二頭は、離しすぎるとさびしがって鳴く・泣く。それで近づけると、お互いの縄が絡み合ってしまう。夜明けの小屋の中は知恵の輪状態・・・・ダメ だ。
・そんなに一緒に居たいなら、と1頭の綱を放す。何時も一緒にいたい兄弟だから、これは上手く言った。一緒に居て逃げないし、綱も絡まない。
しかし。慣れてきたら、巡らしたネットの隙間から逃げた。ネットを挟んで鳴きあっていた・・・・ダメ だ。
・ネットの裾や、つなぎ目を杭を打ったり補強したり。これで大丈夫だろう。
翌朝見ると小屋に居ない!!!焦りました本当に。すると小屋の床下に居た。高床式の小屋の下をくぐれば、外に逃げられんジャン・・・・・ダメ だ。
・小屋の下の隙間を薪用の丸太で覆ってしまった。どうだこれなら潜れまい。
次の日には1mのネットを飛び越える、という脚力を披露させられる・・・・・ダメ だ。
そうして 油断して二頭とも脱走されてしまった。
仕事場から呼び戻された私と妻で付近を捜索。300m離れたご近所の庭先で発見。家の前で大捕り物を演じる、という今頃町内のウワサ話に広がってあるであろう格好のニュースを提供してしまう。
小屋に押し込めて飼えば簡単なのだが、ある程度放牧で、草を食っていただく、というのが目標なのでね。試行錯誤の一週間でした。
まあ方法というか、付き合い方が見えてきましたよ。
明日の日曜日は小屋の改造にかかります。今度は上手くいく!! はずだ。
コメント
頑張ってください^0^
いずれうかがいます。
繫ぐ時は、紐が首に絡む事故のないようにしてくださいね。
タハハ・・・(^^;)
知恵比べのヤギVS飼主の日々ですね。
兄弟二頭というのが一番の原因でしょうか?
今夜も、飼主の奮闘努力の賜物である改造小屋で脱走方法を練ってたりして。
違う環境に馴染んでいくのに、こんなに手間がかかるものとは思いませんでした。なるほどな~・・・。
早くお宅の雑草をハムハムして、こちらのあるじ様の思惑通りに事が運んでいきますように。
知恵比べ、というより自分の浅薄さに、苦笑いの日々です。ハハハ・・。
昨日、学校の清掃作業のついでに、隣接市道の道路脇の草刈をしました。今季初めての草刈でした。
こうした隣地を含めると、夏の間3-4回。延べ15日位草刈作業しますが、この一週間の食べるペースを見ていると半分くらいは省力できそうな気配。
頑張ってーや ヤギ兄弟。