前述通り、改修を続けてきた温泉宿の浴室改修が今日で終了。
先週直した壁。養生期間とお客さんが入っている日を避けて、今日になった。仕上げ材を左官で塗りつける。
壁が脱落したわけだから、両方見ている私としてはだいぶ綺麗に仕上がった。サッシのドアも新品に入れ替えたし。
これにて撤収。のはずが・・。
これまでもそうだったが、すんなり終わらないのがこの現場。
先週行った際に、厨房の中のシンク。業務用だからステンレスの調理台が、洗い場、調理台、グリル・・・と並んでいる。その末端に、ゴミ受け台ともいうべき穴の開いた台があるのだが、これは使い勝手が悪く、上にダンボール板載せて洗い皿など置いているのだが、汚らしいし、どうにかスマートにならないか？？？？。と職人が頼まれてきてしまう。
便利屋ですからね。何でもしますよ。
でも簡単そうにみえることほど、じつは難しい。
台は、真ん中にゴミが落ちる穴が開いているし、天板は、水を飲み込むように、周り縁が高く、中央部は窪んでいる。
強度・清潔感・使い勝手・水仕舞・・・・勿論予算も。
次元と二人。ステレンス板・アルミ板・・・・・・色々素材と構造を検討する。
こーすると、こうなる。あーすれば、こうなった・・・。
意外に良策が出てこない。
二人の出した結論は・・・・。
窪みに木の受け材を渡して固定し、その上に６００ｍｍの床用大判大理石風タイルを貼り付ける。といったものだった。
固定と、水仕舞いのためにコーキング材を回りに廻す。
結構綺麗に収まった、と思っているが・・・・どうでしょうね。
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