先週のそば祭り。自分の店が忙しくて、というかスタッフが足らなくて、蕎麦は食べられないかも・・・・と思っていたら。幸い最終日人数が増えてちょっとだけ抜け出して食べられました。
蕎麦って、シンプルだけに、その中で細かしい部分の作りの差で、評価も大いに分かれる麺類の中でももっとも難しい食い物だと思います。
ラーメンなんか麺の太さや機械練、手打ちの好みがあっても、スープや具材で補えたりするんだろうけど・・・蕎麦って汁の旨さでは補えないかもね。
ソバ粉の品質もそうだけど、例えば、喉越しが蕎麦の命と思っている方には、太い麺はダメだろうし、ただ細いだけでなく、エッジつまり角の立った四角い断面でなければならないし、加減の良い柔らかさが必要。コシがある、なんてのを勘違いして茹でたらないプロの蕎麦屋も多い。
だから奥が深い。難しい。まあ私もちょっとウルサイ方なんで、そば祭り出店の店でもダメ出ししたい店も正直あるよ。でもそれは私の好みであって、そうした店の方が好きな人も多い、ということ。 うーん難しいね蕎麦って。
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