お約束通り「チラ見せ」しているインターロッキング工事の紹介です。
前述しましたが、長い付き合いの監督の新築自宅でして、正直に「もう外構工事は受注を止めている」と言いましたが・・・「最後にお願い」と泣きつかれてしまいました。
なのに・・・・見積もりを出すと、「予算オーバー!!!」と言われ・・・・・・・。
結局アプローチ部分インターロッキングの下地のみ当方が作り、その後監督が自分で施工するから。
という合意で始まったんです。
しかし・・・・私は・・・・・・・「無理!!!」だと最初から思ってました。
外構工事 甘く見てんじゃねえよ・・・。
で、案の定「やっぱり施工して欲しい」と泣きついてきて・・・・ついでにお盆休み引っ越しなんだけど・・・どうにかなるかな?・・・・・。ってふざけたことを8月の第一週になってから言うものだから・・・・。
こうして社長が一人で夏休み二日潰して工事することになりました。
ま、やると決めたからは、愚痴は言わない主義です。
職人技をやったことない素人みたいな監督が「自分でやる」と一度は言ったものですから。
私としてはそんな人でも「やり易い方法」を考えていました。
つまりどういうことかと言うと。
インターロッキングとは化粧が施されたコンクリート平板のことです。バリエーションはありますが、大体100×200mm 300mm角なんてのが多いですね。いずれにせよ正方形、長方形が普通ですので、ほとんどの現場で「カットする」ことが普通です。
コンクリート平板を切断することなどないと思われる監督ですから、その作業が最低限ですむような、設計を考えました。
隣地既存ブロック塀との間に伏せるのですが。
玄関を出て玄関タイルからその塀まで130cm、1.8m。家の壁からは170cm延べ5.1mありました。
使用するインターは30cm角ですから、この部分は切断しなければなりません。となれば、6枚+17枚都合23枚!!!。
そんなこと無理だと思いましたね。
それでその作業を最小限にしてあげるだけでなく、生活上のネガを最小限にするために、延べ5,1m部分に排水路を作ることを提案しました。
このことで、幅150cm(30×5列)でカットしなくてすむ+雨水の水路が出来て快適。という得意の一石2鳥作戦完成ですね。
これで、カットする製品は階段前の6枚だけだよ、と最大限の配慮をしてあげたんですが・・・・・・。
結局、「自分じゃできそうもないのでコウダに施工して欲しい」ということになりまして
コウダ最後の命がけ施工、ということになりました。
玄関前に落ちた雨水は、幅7cmのこの水路から中庭方面に排出されます。
何時も書いてますが、水の処理が私の外構工事の基本です。
家の角を過ぎてしまえば、障害物はないので、7列2,1mの幅のアプローチが道路まで続きます。
見栄えも実務上も共にマックスを目指して工事してきましたが・・・・今年引退です。申し訳ない。
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