↑を見て、もうその時節になったのか、と思った貴方は、コウダとの付き合いが相当長い方です。
申し出てくれれば、何かしらの記念品なり、抱擁のキスなり差し上げたい気持ちです。
6月の第3週の日曜日に、日光白根山に「炭を担ぎ上げて撒く」という行為をして20年以上経ちました。天気や所要により皆勤ではありませんが、実施数20回位はカウント出来ますでしょうか?。
元々は「日光の酸性雨を考える会」様が日光連山の酸性雨被害の低減のために、農地でも土壌改良材として使われる「炭」が有効である、との専門家の研究に従って、ツアーイベントを組んで年一回実施してきたのです。子供も含めて平均20名くらいの参加だったですね。例えわずかな重量でも人数がいれば、そこそこの量が運べます。
目的地は日光白根山8合目 弥陀が池 周辺。大人の脚でも登山口から2時間位かかりますから、結構大変なルートです。
私テント泊もしますから、そのプライドで毎年10kg位は担いでます。
ただ・・・・・・コロナ禍によりツアーは休止なようで、今年も開かれてないようです。
コウダは
この4年間一人で実施してました。
会としてのイベントが・・あろうと無かろうと・・・・どうでも関係ないんですね。
毎回書いてますけど・・・・人間一人が担げる炭の量なんて高が知れてます。
それで酸性雨が防げ、森が元気になるなんて・・・・あまりにドン・キホーテ的 ですよね。
でも「馬鹿馬鹿しくても10kg20年やれば、私200kgの炭を担ぎ上げていることになります」
あと10年頑張れば、300kg
それが何の役に立つ。立たないかも・・・・・
結末を想像して、何だダメじゃんというのは自由です。
でも何時までできるかどうかわかりませんが。山の恩恵で生かされてきた森の民の私にとって「巡礼登山」なんです。
山の神に、水や天候や恵の感謝を込めて、お神酒と炭を奉納しに上がる。
毎年のように異常気象で天災が広がっていますからね。微力なのは(無力かも)わかってますけど・・・
炭を撒き・・・・森を守り、森からの資源を分けていただきながら、カーボンオフセットの仕事をこれからも進めていきます、と神に詫びとお願いに行くのです。
↓目的地は森林限界の8合目弥陀が池。山頂に上がることはない。でもそれが山の神の臣下として当たり前に思えてきた。段々居心地よい空間になってきました。
↑シラネアオイ。今年は例年以上に開花が進んでいた。
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