最近のハウスメーカー全般の傾向として、基礎を掘り下げない ですな。勿論土地の地質にも依るのかもしれないけど、一般に土を取らず、相対的に基礎が高い。
残土の処分代を節約している!と当方は思っているのだけど・・・・いずれにせよツケは結局ユーザー様に跳ね返ってくる。
玉石が相当入っていることもあったのだけど、こちらの現場では土取に3日もかかってしまった。小型ダンプ20台余・・・・・・疲れた・・・・。
写真では土間コンを打たないので仕上がり地点前までしか掘っていないが(その隣ではさらに25cm掘り下げている)、擁壁の跡や、下水管の高さを見てもらえばわかるかな。
基礎工事を安く仕上げても、玄関タイルと道路と1mもある家を作ってくれたのでは、土取・残土処分代だけでなく階段等の造作により、外構工事屋にその分支払うことになる。
家を新築しようとする人おそらく99%の人が基礎の高さなんて気に留めていないだろうけど。トータルコストでは場合によって余計な出費、2-30万円違ってきてしまうから気を付けよう。
コメント
うん、わかる!不動産屋ですから・・・。結局、施主に負担が行くのも納得しない点があるけど・・・。
宅地は凹んでいるより高いほうが良い、これは不動産の一般常識でしょうけど、程度問題でして、基礎が高くて土を掘らない工法が一般化してくると。好かれ、とおもって不動産屋さんや開発業者が、わざわざ土を盛っても、かえってアダ、となる場合もあります。近年そうした現場がやたら多い。