あの大震災から生まれたペレットストーブ

LIFE

昨日より続く

そんなわけで、妻の寝室にペレットストーブを設置することにしました。

妻の寝室・・・と書きましたが。今の家を作った時に、広めのLDK、子供たちの部屋と和室が其々4.5坪。二階にゲストルームと私の秘密部屋の屋根裏が合わせて10坪位。

しかし子供たちが大学で、巣立って行くと、二人には広すぎる建家でして・・・何もお互いのイビキを我慢して一緒に居ることないですから。そうそうに屋根裏部屋が私の隠れ家+寝室になりまして10年位になります。

しかし・・・・・。

かつてはエアコン要らず、と言われた当地ですが、近年の温暖化、夏の猛暑時には、流石に屋根裏部屋で寝ることがキツく。ここ3年夏の間は一階の旧子ども部屋で私は寝ておりました。

夏と正反対で、冬は暖気が上に上がるため、屋根裏部屋の方が快適なんですが・・・・。蓄熱床暖がないこの家でどこまで耐えられるか、今年はこのまま1階でできる限り頑張ってみるか、と思ってます。

妻の部屋にはペレットストーブ。私には何もないですがまあ、行けると思ってます。

 

そのストーブがこれです。↓

旧「さいかい産業製 MT311 SUMITA」といいます。

この製品の名前には歴史と思いが込められているんです。

 

まず「SUMITA」 これは岩手県住田町のことです。 その前の311 は「2011年3月11日」。

そう東日本大震災のことです。

 

あの震災の後。沿岸部の仮設住宅に暖房が必要だ。

内陸にあった住田町は、町内の森林資源を使ってペレット燃料を作り始めていました。同じ岩手県民の被災者に燃料を無償提供で応援したい。仮設住宅に適したペレットストーブを供給して使ってもらいたいメーカーのさいかい産業。そのコラボにより仮設に最適な静かで、2DK3DKに適したこのストーブがデビューしたのです。

こんなテーマを纏ったストーブが他にあるでしょうか??。

実際多くの被災家庭に温もりを提供し、我々も、そのテーマを伝え、当地でも多くのユーザー様の賛同を獲得しました。

しかし

理由はわかりませんが・・・・絆を具現化したようなストーブ。その思いも一緒に売ってきた、我々にとってネーミングが代わったことは、肩透かしに・・・・・。

 

でも設置から8年余。新しいストーブに代替わりして出戻ってきた「MT311 SUMITA」 は当家でまだまだ現役で働いてもらうことになるです。

仮設住宅のために生まれましたが、今度は我が妻のためにがんばってね! 密かに願いをこめるのでした。

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