防災の日

STOVE

9月1日は関東大震災が起こった日で、防災の日になっている。

薪ストーブなど扱っていると・・・・これみよがしに・・・・・有事のためにも「薪ストーブを備えましょう」なんてセールストークの一つもブログに書きたいところだが・・・・・・

どうにも「嘘臭くて」書いたことがない。

ペレットストーブは電動品が多いので、こうした有事では弱かったのだが、無電源のペレットストーブも徐々に増えてきており「停電時に使えない」とも言い切れなくなった。

ならば「薪ストーブ」は強いのか???と問われれば・・・・・・なんとも言い切れない。

冬ではないが、夏の豪雨被害に対して、電源が失われても煮炊き出来ます、って簡単に書いているストーブ屋がいたけど、肝心の薪が洪水で流されてしまって・・・・。

ジャンジャン!!!

ペレットストーブだって、燃料が水に浸かれば、全く使用不可だ。

つまり地震・大雨・停電・燃料高騰・ライフライン欠損・・・・。いろんな有事が増えている中で、薪ストーブを入れれば対策になる、というのは、ストーブ屋さんには申し訳ないが、幻想である。

役に立つこともあろうが・・・・万全ではない。

 

それなんで、私がもしアドバイスするなら、有事に備えるのは・・・・・グッツでなくてキャリアである。

 

つまり薪ストーブを入れて、OK ではなく。日頃から七輪で炭を起こして煮炊きしてみる。

焚き火で炊飯、焼き芋などしてみる。

こうしたキャリアがもっとも重要なのだ。

実際ペレットストーブを導入して「有事に心配」という方には、七輪に炭を使い方を練習しておいてください、と真剣にアドバイスしている。

薪ストーブがあって良かったね。無電源ペレットストーブで良かったね・・・・・・そんなラッキーな有事はそうは起こらない、と思ったほうが良い。

 

キャンプでは炭火でバーベキューしてます。焚き火燃やしてます、と胸張る御仁が一番心配。

 

高価なキャンプグッツ、便利グッツに慣らされて・・・・まともに火を起こせない自称キャンプ愛好家が如何に多いことか????

 

貴方のことですよ。

 

防災グッツストーブといって売っております。グッツは重要ですが・・・・

活かすも殺すも、日頃の火との付き合い方次第です。

 

思っても見ない戦争が起こり、エネルギーに対して心配はごもっとも。ただ、150年位前に戻ってしまう・・・煮炊き、暖房は薪でやらねば・・・・・というのは大げさな薪ストーブ屋の誇大広告だ。

石油も電気も高くなっても無くなることはない。生活防衛に100万円単位の薪ストーブを入れて、かつ現状の灯油よりはるかに高い薪代を使って果たして生活防衛になるのか?????疑問だね。

防災対応ストーブというのがモキ製作所からでています。

羽釜付きで、煮炊きができる仕様です。公民館に一台あるといざという時に助かるかもです。

 

 

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