基本のおさらいですが。
当社おすすめのペレットストーブ、その燃料は木材から出るオガ粉を、熱と圧力で固形化したものです。
一般燃料用としては、糊分などは使われていません。(産業用は不明です)つまり化学物質は入ってないので、薪同様に草木灰として利用することができます。
原材料としては間伐材等を利用して作っているところもあります。きのこの菌床用を流用している所も。でも原料としてもっとも多いのが、製材過程ででるオガ粉の利用です。
いずれにせよ副次生産物(あるいは産廃の減量)であり、森林資源の有効利用の燃料ということができます。
組成の材質によって、火力や灰量、煤量は違ってきます。
同じ広葉樹でも、クリとナラでは、カロリーも火持ちも違う、ということがペレットでもあります。
現在は市場での流通量は多くないので「燃料を選らべる」時代になっていませんが。近い将来その性能差=価格差とか、淘汰ということになるかもしれません。
薪ストーブ屋さんで、したり顔でペレットストーブを卑下する人がおりますが。その実低品位の燃料を使っている事例しか見ていない人が語っている例もありますので、注意が必要です。
当社は3年前から、地元製材業者とペレット燃料の開発を続けておりまして、昨年からオリジナルの袋も作り使用しています。「熱と圧力を加えて・・・」と製法はいたってシンプルなんですが。樹種によって、その温度や圧力のバランスが難しく・・・・。実は今もって「完璧な」燃料になっていません。
優れているのは、火力、煤量の少なさ、クリンカ(結晶状の付着物)少なさ、灰量の少なさ と優秀なんですが、欠点が強度なんです。
つまり輸送途中袋の中で、ぶつかり合って、粉分が増えてしまうことです。
当社のユーザー様には、そうした弱点も説明して使って頂いていますが。知らない方に流通してはクレームにもなりかねないので、他社への卸や販売は現在行っておりません。
実際今年の最後の製造ロッドではだいぶ改善されてきましたので、このシーズンオフは、当社でおこなっているビニール袋詰め作業行程中の集塵行程をパワーアップする改造を行う予定です。
上手くいけば、来季には、より多くの方に当社燃料を使っていただけるようになります。
製造ロッドといえば風袋の方、最初作るとき色校正せずにGOサインだしたので、イメージより茶色が強くて・・・。次のロッドで、写真のように「オレンジ」を強くしました。「HOMRA 焔」 だもん。
でも前の茶も渋かったなあ。
右が一回目。左が修正版
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形状も6-7mm径の円筒状と国際的に統一規格で作られていますので、電圧だけ国毎に対応すれば、ストーブ本体は万国どこでも使用できます(実際当社で一番売れているのはイタリア製です)。
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