薪ストーブで産廃を燃やす

STOVE
 例年になく暇な年末ですが・・・・・それでも雑用というか、仕事のような、でないようなことが毎日山積しております。
 先日伐採して放置してある雑木を片付けてくれ」という依頼。(処分費用は払わないよ、そっちは薪にして売るんだろ、という暗黙の了解ができている方です)一部は今季薪ストーブユーザーになっていただいた方に配達し、残りを割って薪にしております。
 玉切りされて放置されていたので・・・・・・・薪割している方はお分かりでしょうが。皮が脱落します。2トンダンプ一台で、深型一輪車2台分出ました。
 私くらいの「焚火一級」になりますと。焚き付け材というのは、僅かしか使いません。乾燥した木皮で済ませてしまいます。しかしこれは「生」。これを拾い集めて、乾燥させて・・・・なんて手間かけるわけもなく。かと言ってこれも所謂「産廃」ですので燃えるゴミにも出せませんし・・・・・・・えい!面倒だ、と会社のストーブで焼却処分。

 ちなみに、薪ストーブユーザー様にご注意。これはお薦めできない行為ですので良い子はやってはいけません。

 見るからに瑞々しい木皮。こうした生は、燻る時間が長く、カロリーも出ず、良いことありません。余熱をかけて放り込むと盛大な煙(当然ですが)。一輪車二台処理に丸一日要しました(結構火持ちするんだ、と感心)。・・・・天板温度は150度を超え、暖房の足しにはなりましたね。

コメント

  1. sna***** より:

    『産廃を燃やす』って、穏やかならぬタイトル…A^^;)すわ何事!?とおもいきや。木皮も『産廃』なんですね。初めて知りましたΣ(@@;)江戸時代とかだったら『産廃』って概念なかったんでしょうね。現代社会のスピードに追いつけず、処理しきれない情報に資源。スローフードとかロハスとか色々言ってますが、ファッショナブルな謳い文句が告げているのは、こうした『時間』の見守り方じゃないかなって思ったりするsnaでした。

  2. kouda より:

    ペレット燃料の原料となる「オガ屑」も製材所から出た段階で、産廃なんです。間伐材を有効利用しようとして加工した残り(木皮、とか端材)も産廃ですね。木材業界は結構リサイクルというか有効利用が進んでいるんです。製材所の乾燥装置の熱源として最終的にはこうしたゴミも有効利用が進んでおります。実はこの灰すらも利用出来ないことはないんですが・・・・・栃木では放射能問題がありまして・・ここは休業中。

  3. sna***** より:

    「灰」というと、あく抜きとか染色とか、あとは土壌改良剤に凍結防止でしょうか?

  4. kouda より:

    > sna*****さん
    色々良くご存知ですね。産廃も受給バランスが釣り合わないと経済として流れて行かないし。ある程度のボリュームが簡単に流通製造できないと成立しません。
    その有効な手段のひとつで実際わが町でも稼働しているのですが。「再生砕石」つまり圧縮して固化材を加えて道路下地や埋め立て用、建家基礎下地用の石に再生しているんですね。

  5. sna***** より:

    そういう利用法があったんですね。原発事故の影響、まだまだ知らない事ばかり…。ありがとうございました。

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