ちょっと昔「塩害」といえば、海辺の地方の話だった。波しぶきが飛んできて、畑の農作物がやられるとか、自動車や住宅の金属部が錆びてしまうとか。
最近の車は、塗装が良くなったのだろう、あまり顕著な車は少なくなったと思うが、昔は海辺の車は大抵サビが浮いていた。
そうした海沿いの地方の害だったのだが・・・・・最近は山岳部分の方が被害が酷い。
塩化カルシュウム。本来は食品添加物としての用途が多かったと思うが、融雪材・凍結防止剤として、近年高速道路や山岳道路に多用される。
それで雪が降ったあとなど、こうした道路を通ると、車は真っ白に塩で覆われる事になる。
最近は屋根上のスキーキャリアというものを一応つけているが、使っていない。帰ってくると、スキーのエッジが塩で見事に錆びてしまうから。
自分の車のサビも心配だが・・・・冬季間大量に撒かれる塩。環境影響も当然あると思うが・・・・そうした警鐘をするマスコミ・研究者が居ないようで・・・・・・とても気になります。
コメント
暖かくなってきて、雪と一緒に塩も融けて、
野性の動物達がそれらを口にしてしまうのも心配です(~ヘ~;)塩なんて…。
動物にも良いことはないでしょうが、真っ先に被害を受けるのは、植物たちや微生物ですね。そうした植生の変容が、それに依拠する動物たちや昆虫に影響を与えてくるでしょうね。
私の街だけで、国道を除く市道だけで一冬50トンもの塩が撒かれています。