すったもんだのLRT

TOWN

LRTというのは、現在宇都宮市と芳賀町が中心になって導入工事を進めている次世代型路面電車計画です。

少子高齢化、そして緊縮財政の中、賛否両論が現在でも続いております。

論点はここでは全部書ききれないです。

 

ホンダを中心に現在もっとも県内で、人口が増え、研究施設や工場立地が商業施設設置すすむ、芳賀町と県都(宇都宮駅)の間に路面電車をつくれば、鬼怒川が横たわっている(つまり橋が多く必要だ)通勤渋滞などのボトルネックも解消し、ビジネス用途も利便になり、また高齢者などの足になるのではないか?というのが発案だったと思います。

しかしそれなりの予算が必要で、野党系は猛反発。

しかし圧倒的な宇都宮市長選の信任があったということで、GO!。

建設が始まりました。

その昨年再びの市長選。現職が再選を果たした後・・・・・・・・・LRTに何十億円もの追加工事が必要で・・・・でということが発覚して・・・・・・。

選挙後に報告があるなんて、恣意的・・・とこれまた問題になっております。

 

私、計画段階で懇意にしていた、元野党系県議に申し上げたのは、金がかかるからただ反対でなく、LRTを利用した沿線に福祉施設や高齢者住宅など、弱者を中心にした都市計画を提案しましょうよ、ということだったのだ。

なんでも社会が変わっているのだ、それに対応するにはインフラ整備も必要。ただ多額の税金が使われるから闇雲に反対!って、君たちに未来へのビジョンがあるのか????と。

しかし・・・・与党側にも、野党側にも・・・そうした都市計画があるように思えず、空中戦のように「やっぱり予算オーバーじゃないか」とか「人口が増え続けているから、やっぱり必要」・・・・・。

 

消耗な議論のようで・・・・正直付き合ってられません。

 

 

私、一応若い頃全国を旅しております。路面電車は多くの都市で、未だ現役です。

3年くらい前に、松山市で乗った時に、停留所に当たり前にように、車椅子の利用者が一人で立って(座って)おりまして、そして当たり前のように、その方を乗せて発車したのです。その間は通常の停留所に止まった時間と大差なように思いました。

ドライバーとして路面電車と走った時も、すごく気を使うんですね。歩行者と車に加えて電車も一緒に走っているわけで・・・・でも路面電車が走っている街って・・・・・・・当たり前ですがドライバーも優しんです。

 

何!当たり前だろ   て!。いや横断歩道に歩行者がいても、止まらないワースト県ですから・・・・交通が人と一緒にある・・・・て栃木には無いんです。

 

路面電車があると・・・・その対応に目からウロコだったのですよ。

そんなわけで、いろんな意味で密かに期待しているLRTなのですが、いよいよ車両が到着したようです。

 

夏の雷が多いことで有名な北関東。宇都宮市も「雷都=ライト」という地域おこしブランドを作っております。

そのイナズマがモチーフというデザイン。だから名前も「ライトライン」

良いと思います。カッコ良いです。

できれば、多くの人を乗せて、やっぱり鉄路があって良かった、という沿線開発に与野党関係なしに未来志向で、つなげていけたら嬉しいですね。

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