縁  生きるということ

LIFE

今日からブログ再開です。皆様これからもご贔屓によろしくお願いします。

 

23日の祭日。朝の散歩、ちょっと足を伸ばして「城山」まで登ってきました。目の前に見える山ですが、平地から標高差100m位ありますから家から徒歩で歩けば往復1時間半余りかかり、平日だと出社時間に被ってしまいます。

城山とは、文字通り戦国時代から江戸初期にかけて砦があった山で、板橋城跡という遺構です。江戸時代前期は、東照宮造営補助の意味もあり、「板橋藩松平1万石」が置かれました。

この山城の西側植林地が昨年伐採されました。ここを持っていたのは、仕事でもコラボしている「大和木材」さんです。山肌が見えてしまって残念という方もいるようですが。そう思った方は是非登ってみてください。

残っている杉林は、「これこそが美林というのだ」と良く管理された植林。杉木立が美しすぎます。そして今回伐採地の最上部、つまり登山道脇には、登る方に、四季折々楽しませてくれるであろう「桜・カエデ・さつき・・・」などの苗木が植えられておりました。

振り返れば、15年ほど前、日光連山側の眺望をよくするため、山頂西側を伐採し、東屋を山頂に建てたのも大和木材さんです。

日光連山も綺麗に見える。

先代が植えた杉を伐採し、自ら製材した木材で住宅をプロデュースする。60年間のリレー作業です。それはまた次の世代にタスキ渡しされていきます。

生家が持っていた山の一部に、登る人が喜んでくれるように綺麗な木を植える。東屋を建てる。これが大和木材さんの仕業とどれほどの人が知っているのでしょう。「売名」ではないんです。地域で生きてきて、子孫も生きていく。その「縁」「感謝」「恩返し」。

雑木の苗木には、そんな大和木材の社長さんの思いが込められていると思いました。

 

話変りますが・・・・・・。

23日はこのあとに、親類の家族葬でした。それでブログもお休みしたわけですが、まだ21歳の若い娘を失った親は、それはもうショックです。

しかし

そんな中にも、親兄弟の繋がりを再確認し、葬祭が明けてからも、知人たちの応援・励ましに感謝しているようです。人と人の繋がり    平時では意識しないものが・・・こうなると本当に大事なものに思えてきます。

「人は人との繋がりで、生かされているんだよ。自分は周りにとって、周りは自分にとって欠けがいのない存在なんだよ」・・・・・・・・

 

故人には気がついて欲しかったなあ   と今更ながら思いました。

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